現代に生きる“悩んでしまってテータラクな”男たちをその根本から救済せんがために書かれた「秘本世界生玉子」「蓮と刀」の続編。完結編である。
とうとう話しは古代ギリシャにまで及んでいる。「日本人に古代ギリシャは関係ないだろっ!」と思う人は今のこの世の中の複雑さというものがわかっていない。時代を経るほどに人はややこしくなっているのである。
男は、幼児、少年、青年を超えて大人になる。わたしの場合、ついぞ大人にならないままもう老人になりかかっている。ちょっと、悔やまれるところもあるが、人生は人それぞれの過ごし方があってもいいだろうから関係各位のみなさまにはご容赦願おう。
Mahalo
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
評論
- 感想投稿日 : 2014年10月30日
- 読了日 : 2014年10月29日
- 本棚登録日 : 2014年10月24日
みんなの感想をみる