この分厚さはすごい。だけど、物語は主人公ぼく「恒一」の語り口調になっていて読みやすかった。
死自体は本当に事故、または病気、または自殺であり、他殺もあるが、<もう一人>が何かをしているわけではない。だいたい、<もう一人>は自分が<もう一人>だということもわかっていない。
<もう一人>は誰だろう?と推理しながら読んでいく。
<もう一人>には驚いた。この辺は綾辻先生らしい。
久しぶりの綾辻作品、面白かった! 綾辻先生の目指すミステリとホラーがうまく融合されていたと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年9月9日
- 読了日 : 2011年3月30日
- 本棚登録日 : 2014年9月2日
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