眩しいばかりのスポーツ青春小説。
1区の選手から順に1章ずつ襷を繋いでいくように物語は進んでいく。語り手を変えて同じ時間同じ場面を繰り返す事により、メンバーの本当の気持ちが見えてくる。襷の受け渡しの時は彼らの色んな思いがグッとこみ上げてきて何か叫びたくなる。
上原先生視点からも読んでみたいな。ずっとどんな事を考えていたのかが気になる。駅伝はダメダメだけど、彼女の人間観察力は凄いと思う。そして何気にいい事を言う。
「取り返しのつかないこともごくたまにはあるでしょ?」誰かに言ってみたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年8月8日
- 読了日 : 2015年8月8日
- 本棚登録日 : 2015年8月8日
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コメント 1件
koshoujiさんのコメント
2016/01/13