変若水

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著者 : 吉田恭教
けいたんさん その他のや行   読み終わった 

決して覗いてはならない儀式。小さな山村で岩蔵一族の掟は絶対。だけど富一はひとり儀式を覗きに行き… それから64年。

向井俊介は、突然死した幼馴染のPCにウィルスメールが送られていた事を知る。幼馴染の死に疑いを持った向井はウィルスメールを送ってきた相手を突き止めるがその友達も突然死していた!ふたりのメールからある病院の告発文章を見つけた向井はどんどん事件に深入りしていく。そしてたどり着いた先はあの雪深い村、岩蔵一族がはびこる変若水村だった。

決して覗くなと言われたら覗きたくなる気持ちはわかる。あ〜見つかるのかな、どうなるのかな、儀式とはどんなものかなとドキドキハラハラ。
64年が経ち、富一と向井がふたりで儀式を覗こうとするのが面白い。懲りない人たちだ。

おどろおどろしい村の雰囲気は好きだし、64年前と現在の人物が交わるのも面白い、向井と富一の関係もいい、事件もよく考えられていると思う。だけど、とにかく長い。もう少し色々削ってスマートにした方いいような。

主人公の性格がちょっと好きになれなかった。キャバクラ好きな設定とかいるのだろうか。それに厚労省というのをひけらかしたり、仕事を楽と言ったりするのはどうなのだろう。
だけどデビュー作でここまで書けるのはすごいと思う。機会があったらまた読んでみたい作家さんだ。

レビュー投稿日
2017年7月15日
読了日
2017年7月8日
本棚登録日
2017年7月8日
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