妻に先立たれた人生の晩年を迎えつつある主人公。彼の意識は子供時代へと向けられる。
それは美しい言葉で語られる元風景。
思い出や後悔に立ち返ることがこれからの生に意味を与えることになるのかもしれません。
現在と過去をさ迷うようで読みにくいのだけれど爽やかな読後を得られるブッカー賞。
全てはあまりに美しいラスト30ページに。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月9日
- 読了日 : 2012年3月9日
- 本棚登録日 : 2012年3月5日
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