戦争、天変地異?何らかの事象で迎えた世界の終り。
塵が降り積もり、死体がおりなすその中を、‘彼’と‘少年’は南へと行く。
心を奮い立たせ、なんとかページを開けばそこには圧倒的に残酷な世界がある。
しかしそんな、絶望の中、飢えの中、恐怖の中。
それでも歩みをとめない親子をどう見つめていけばいい?
たぶんそれこそが‘火を運ぶ’こと。人間であり続けること。
読み終わった後、ただひたすら慟哭するほかありませんでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月12日
- 読了日 : 2013年2月12日
- 本棚登録日 : 2013年2月3日
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