思うところあり、思い出の本を読み直しました。
ストーリーは、平たく言うと、『突出した専門家が揃う閉鎖空間の中で、最も役に立つ学問は全てを薄く知り繋がりを作れる者だった』という話。
実は、僕が子供の頃に抱いたリーダー像のようです。
よく『社会人としてスペシフィックな得意分野が必要だ』と言われますが、本当にそうかな〜?と感じる事があり、最近、その原因がこの本にある事に最近気づいたので、読み返してみたのです。
薄く知り繋がりを作れる者、というのは誤解でしたが(かなり深く理解していた)学問同士の繋がりを作れる、というのはやはり思い出の通りでした。
視野を狭くせず、繋がりを作れる人間に僕もなりたい、と思っているのかも知れません。原体験に近づいた数時間でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年9月3日
- 読了日 : 2011年9月3日
- 本棚登録日 : 2011年9月3日
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