銃口 (下)(小学館文庫) (小学館文庫 R み- 1-2)

著者 :
  • 小学館 (1997年12月5日発売)
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治安維持法のもと、いわれない無実の主人公がその経歴の為に翻弄される。
主人公だけでなく、あらゆる人々が人としての生き方を戦争によって蹂躙され、そんな中でも人として正しく生きることの美しが描かれる。
三浦綾子の長編としては最近の作のため、平易で美しい文章で読むことができる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年9月3日
読了日 : 2013年9月3日
本棚登録日 : 2013年9月3日

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