治安維持法のもと、いわれない無実の主人公がその経歴の為に翻弄される。
主人公だけでなく、あらゆる人々が人としての生き方を戦争によって蹂躙され、そんな中でも人として正しく生きることの美しが描かれる。
三浦綾子の長編としては最近の作のため、平易で美しい文章で読むことができる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月3日
- 読了日 : 2013年9月3日
- 本棚登録日 : 2013年9月3日
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