「武士道」に興味がある人はぜひ読むべき。
著者は、自衛隊に初めて特殊部隊を創設した人物。(今は引退していて、合気道の指導者。)
西洋的なものの見方、考え方と対比させて、日本人の伝統的な自然観、正義感といった事柄について説明しており、「正義」「良心」「理想」について改めて考えを巡らせる機会を与えてくれる。
「力」は、使う者次第で、「暴力」に成り得る。「力」とは、振りかざすためのものでなく、正しい行為を行う裏付けとして、備えておくべきものだ。肉体的な修練(武術)と同時に、精神の修練(武道)も欠かさず、「文武両道」を目指して、今後も努力しようと思えた。
(「日本の大義と武士道」ってサブタイトルだけ見るとすごく右翼的に感じられる(汗)、、何とかならないものでしょうか??)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年3月27日
- 読了日 : 2011年3月27日
- 本棚登録日 : 2011年3月27日
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