マイ・ロスト・シティー―フィッツジェラルド作品集 (1981年)

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感想 : 5
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1920年代のニューヨークの記録映像を見たら、
ナレーションに引用されていたのがフィッツジェラルドのマイ・ロスト・シティーだった。
村上春樹さんが1980年代にもう訳していたと知って借りてみた。
(グレイト・ギャッツビーは数年前に読んだ)

フィッツジェラルドはつくづく悲しさを背負った作家だと思った。
どの話も結局ははかなく最後を迎える。
村上さんが言う「微妙な文体の変化」は感じられなかったけれど、
ギャッツビーを読んだときよりもフィッツジェラルドのよさを感じられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外小説
感想投稿日 : 2011年1月6日
読了日 : 2011年1月6日
本棚登録日 : 2011年1月6日

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