1920年代のニューヨークの記録映像を見たら、
ナレーションに引用されていたのがフィッツジェラルドのマイ・ロスト・シティーだった。
村上春樹さんが1980年代にもう訳していたと知って借りてみた。
(グレイト・ギャッツビーは数年前に読んだ)
フィッツジェラルドはつくづく悲しさを背負った作家だと思った。
どの話も結局ははかなく最後を迎える。
村上さんが言う「微妙な文体の変化」は感じられなかったけれど、
ギャッツビーを読んだときよりもフィッツジェラルドのよさを感じられた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2011年1月6日
- 読了日 : 2011年1月6日
- 本棚登録日 : 2011年1月6日
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