鎌倉幕府の3代目将軍源実朝。北条家に実権を握られ、単なる象徴としての立場で、危うい存在。そのような立場から発するこころの表現は<和歌>形式に鈍色の光を放って、決して愉しさにも、かなしさにも、あわれにも、たどり着けないように見える。
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- 感想投稿日 : 2017年2月7日
- 読了日 : 2017年2月7日
- 本棚登録日 : 2017年2月7日
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