木戸メモ»
私(木戸涼)が聴いたCDや読んだ本、観た映画の感想など。 ホームページ「Mr.Win's Room」の1コンテンツとして利用しています。 ホームページでは、音楽作品、エッセイなど公開しているので、興味がある方はお立ち寄り下さい。
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35歳の時に書かれた本ですが、指揮同様に躍動感があり、面白いです。
京都出身の佐渡さんがバーンスタイン、小澤征爾に憧れた幼少時代。学生時代、フルート科から指揮科に進むことを尊敬する先生に止められ、止めた話、タングルウッド音楽祭オーディションの話、そしてバーンスタイン、小澤征爾に実際に師事を受けた時代の話。
勿論、ブザンソン国際指揮者コンクールのエピソードも満載です。
バーンスタインが初めて佐渡さんの指揮を見て(ダイナミック!とか面白い!ではなく)「渋い」と評したとか、ブザンソン・コンクールで課題曲を直前まで間違えていたなど興味深い話が沢山あります。
良い話も沢山。中でも好きなエピソードが2つあります。
1つ目は、京都のある女子高でコンクールに出た時、一番ウケていて素晴らしい演奏だったにもかかわらず、審査員(門外漢の教育関係者)が、「文化祭なら受けるかもしれないけど、コンクールではダメだ」と言われ、かっとなってカバンを投げつけたという話。
佐渡さん自身は、コンクール嫌いになったエピソードとして挙げていますが、これだけ情熱もってやってくれる先生がいたら生徒は嬉しいですよ。
もう1つは、佐渡さんのゼネラル・マネージャーである佐野さんとのエピソード。
この人も、"広島での平和コンサート"という企画を思いつき、直後に渡米し、バーンスタインのノーギャラ出演を交渉し、成功させた凄い人なのですが。
ブザンソン・コンクール中、壁にぶちあたった佐渡さんが思い出したのは彼が言っていた「コンクールを受けた目的は優勝することではなく、本来、オーケストラを振りたかったからやろ?」という言葉。
これで、佐渡さんは吹っ切れて、音楽を楽しみ、コンクールで優勝します。
雑念にとらわれず、本筋を忘れないことって重要ですね。
その他「音楽家は(貯金がいくらあるとかではなく)豊かな生活をしなければならない」というのは共感。
結局、精神的に豊かであることが、想像力をかきたてる。(そりゃハングリーから生まれる音楽もあるけど)
あとミサイル・ゲームが得意だったというのは意外。焼肉が好きだというのは納得(笑)
バーンスタインとのやり取りで笑ってしまった部分が1つ。
とある食事会で「リヒャルト・シュトラウスと(彼の作った)ドン・ファンについて英語で述べよ」とバーンスタインにお題を出されてしまった佐渡さん。
日本語でも難しいので英語で喋らなければならず慌てた佐渡さんの一言目は「リヒャルト・シュトラウスは作曲家でした」
それを聞いたバーンスタインは一言「当たり前や」
そりゃ当り前や。この本、バーンスタインの言葉がすべて関西弁になっており、それがまたバーンスタインのイメージにあっている(笑)
読んでて思ったのは、レニー(レナード・バーンスタイン)への尊敬と愛情。
バーンスタインが佐渡さんとの最後の別れの時、涙ながらに「頑張れや。偉大な指揮者になれよ」というくだりは、泣けます。(この話、既に知っていたにもかかわらず泣けた)
2010年10月30日
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音楽(本)
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読み終わった
(2010年10月26日)
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デビュー作の「のぼうの城」がベストセラーになった和田竜さんの2作目「忍びの国」です。
この本は発売されてすぐ、京都のジュンク堂でサイン本が売っていたので買ったのですが、その後30ページ程読んだ後、随分長いこと眠らせていました。
1年以上経って、ようやく最初から再読した感想が以下です。
本作は、戦国時代、織田信長の息子・信雄が忍者のメッカ、伊賀の国に攻め込んだ事件をテーマにしています。
信長に無断で信雄が行ったこの出兵。織田軍は大敗し、信長は暗愚な息子にブチ切れ。親子の縁を切ろうかとまで考えたと言われています。
出だしでいきなり北畠具教が暗殺されるシーン。そして織田信雄がストーリーの一角を担っている辺り、1作目に続き、「またまたマイナーな人物に焦点を当てたなぁ」と思います。
勿論、マイナーな人物や事件を書く=面白いではありません。
本作が見事なのは「信雄の出兵自体が伊賀のワナだったのでは」という着想。
それに、一番凄いなと思ったのは、百地三太夫が、下人たちの心理を読むことができず、一時的に伊賀の作戦が失敗しかかる辺り。
忍者にも色々な立場があり、全員、忍者特有の価値観をベースに持ちつつも、立場によって考え方が微妙に異なっているのがよく描かれています。
百地三太夫というと伝説的な忍者として描かれることが多い中、立場的に上位で、下人(下っ端の忍者たち)を人として扱っていない、ある種、現実的な人物として書いている点は見事。
というわけで、本作は心理描写、それも忍者特有の暗さとその真逆の明るさ(屈託のなさ)に重点が置かれており、この点は人それぞれ感想が分かれるかと思います。
権謀術数がない(からこそ読んでいて面白かった)"のぼう様"に比べると、本作に出てくる人物は暗い。
織田側の登場人物も、偉大な父を持ち、自分が凡庸だということも自覚できてしまっている信雄はじめ、旧主・北畠具教を裏切り暗殺してしまった後ろめたさを抱えていたり、伊賀への復讐の念に燃えていたりと、暗さが漂います。
なので、前作に比べ読み応えがある分、全体的に陰鬱なストーリーな感は否めません。
この暗さを感じたというのが、冒頭で書いたとおり、私が一度、読むのをやめた理由で、まぁ疲れている時よりは元気に読んだ方が楽しめる作品だと思います(笑)
ところで、この本を読んで思ったのですが、和田さんは歴史小説だけではなく、時代小説も上手く書けるんじゃないかなぁ。
2010年10月28日
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歴史小説(本)
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読み終わった
(2010年10月26日)
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1970年6月、12月に次ぐ、ローラのフィルモア・イーストへの3度目の出演となった71年5月(30日)のステージ。
いくつかの音源は、すでに他作品のボーナス・トラックなどで聴かれてはいたものの、このショー全体がまとまった形で発表されるのは、今回が初めてとのこと。
弾き語り用のグランドピアノ、そして、花が生けられた花瓶と水差しを並べたテーブルが置かれただけ、という簡素なステージで、ローラが歌う姿を想像しながら聴くと良いかもしれない。
解説によれば、収録曲中、目玉となっているのは、公式には全く発表されてこなかった"American Dove"、"Mother Earth"の2曲。
前者は、平和の象徴・ハトをテーマに、反戦の意も込めて作られた作品、後者は、後年顕著になったローラの環境問題への意識が垣間見れる作品とのこと。Eric Kazの名曲とは、同名異曲。
元々のテープの音質が悪かったということもあり、多少マイクが遠かったり、音が小さくなったり・・ということもあるけれど、ここまでちゃんとした音質で出してくれたことに感謝。
1曲目、前述の"American Dove"を聴いただけで惹きこまれる。
この人には、いつも圧倒される。
歌の中にあるメッセージと、それを伝えるための曲の展開が、見事にマッチしている。
"Ain't Nothing Like The Real Thing"~"A Natural Woman"のメドレーでは、"A Natural Woman"が始まった時に、拍手が起こっている。
この曲も、キャロル・キングのそれよりも、ローラのヴァージョンが好き。
"Spanish Harlem"に続く、"I am the blues"の・・
"神様が見える。それしか見えないのかもしれない。何故なら、私は憂鬱なのだから"
この歌詞は、胸に迫ってくるものがある。
次のカヴァー・メドレー"Walk on by"~"Dancing in the street"でも、歌詞をみると面白い。
"あなたを失うことが耐えられない"という前半から一転、"みんなで踊ろう!"と明るくなる後半。
この盛り上がりの後に、"Emmie"が演奏されるんだから、もうたまらない。
拍手も大きさも、観客の喜びを表していると思う。
静かに始まって、感情をむき出しにして、また静かに終わる・・・という展開は、"Tom cat goodbye"にも似ている"Map to the treasure"もいい。
"Christmas in my soul"、"Save the country"と政治的な色がある歌詞だが、特に後者での熱唱と盛り上がりは素晴らしい。
観客の手拍子、曲を終えた後の大歓声。
恐らく、ここで、本編は最後。
次からがアンコール。
"Timer"~"O-O-H Child"~"Up On The Roof"のメドレーが始まる前、観客から"We love you!"と言われ、"I love you too."そして、すぐに"みんなが世界に注ぐヴァイブレーションが大事なの"と語れるローラは、凄い。
キャロルのカヴァーは、ここでも相変わらず上手い。
"Lu"~"Flim-Flam Man"に続いて、最後に収められたのが、当時、新曲として歌われた"Mother Earth"。
最初、熱狂する観客に"シーッ"とやっている。
そして、"新曲を歌う"と言った後に、空き缶が転がる音がすると、"Thank you"と。
"環境問題"がテーマというよりも、"自然への愛"がテーマ、という言い方の方がしっくりくる。
何故なら、ローラ・ニーロの歌には、愛を感じるから。
2010年09月23日
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洋楽ロック・ポップス(CD)
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読み終わった
(2008年03月01日)
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ビートルズの登場、そしてディランに代表される歌詞の社会性・芸術性により、職業ソングライターによる甘いポップソングが劣勢となっていった60年代中期~後期。
キャロルとジェリーのコンビにも、そうした状況は及び、キャロルの、ソングライターとしての活動は徐々に減っていきます。
また、1968年に離婚したことで、公私ともにパートナーであったジェリーとの関係は、一旦の終止符が打たれたのです。
その頃、キャロルが交際していたのが、チャールズ・ラーキーです。
彼は、キャロルとジェリーが設立したレーベル、トゥモロウ・レコードからデビューしたバンド、ミドル・クラスのベーシストで、当時、ロサンゼルス郊外で、キャロルと彼女の2人の娘とともに暮らしていました。
さて、キャロルは、彼から、ジェイムス・テイラーがフロントマンをつとめていたバンド、フライング・マシーンを紹介されます。
このバンドのギタリストを務めていたのが、ダニー"クーチ"コーチマーで、やがて、キャロル、チャールズは、ダニーを誘い、3人はバンド"ザ・シティ"を結成、制作されたのが、本作"Now That Everything's Been Said"です。
レコーディングは、ハリウッドのサウンド・レコーダーズ・スタジオ、メンバーは、3人とセッション・ドラマーのジム・ゴードンを中心に行われました。
アルバムは、ジャズワルツ風のリズムに乗って、歌われる"Snow Queen"からスタート。
男たちは弄ばれてしまうだけ。そんな"雪の女王"という名をつけられた女性にまつわる曲です。
しかし、この"雪の(ように冷酷な?)女王"というのが、ジェリー・ゴフィンからキャロルへのメッセージだとしたら・・・メロディの楽しさとは裏腹に、深い歌詞です(^^;)
ロジャー・ニコルスやアソシエイションがカヴァーしています。
ピアノを基調とし、言葉の連続する"I Wasn't Born To Follow"は、聖なる自然をくぐりぬけ、身も心も洗い清められた私は、"人に従うために生まれてきたんじゃない"と思えるでしょう・・といった歌詞が明るく歌われます。
一番最後、フェイド・アウトしながら聴けるギターのフレーズまで、全てメロディアスな名曲です。
この曲は、バーズがカヴァー。
イントロ無しに、歌いだす"Now That Everything's Been Said"は、掛け合いのようなヴォーカル、ジム・ゴードンの刻む弾んだリズム、そしてラストでのピアノのメロディが残す余韻がなんとも味わい深い曲です。
歌詞は、トム・スターンによるもの。
ブライアン・ウィルソンがプロデュースした、当時の妻・マリリンとその妹ダイアンによるスプリングがカヴァーしています。
"Paradise Alley"で歌詞を書いているデヴィッド・パーマーも、チャールズ同様、ミドル・クラスだった人物です。
"Man Without A Dream"では、ダニーがメイン・ヴォーカルを担当しており、"音楽に熱中し、自分の目標や夢を達成しようと努力する代わりに、本当の愛を捨ててしまった"といった内容の歌詞を歌いますが、この歌詞、いつごろ書かれたんでしょう?まるで離婚してしまったジェリー・ゴフィンの告白のようです。
モンキーズがカヴァー。
一転して、明るい"Victim Of Circumstance"では、"私は、周囲の状況の犠牲者なのよっ!"と歌うキャロル・キング。
なんだか、今度は、前曲にキャロルが応えているような感覚を覚えます。
歌詞は、デヴィッド・パーマー。
B面スタートの"Why Are You Leaving"は、別離への悲しみを歌っています。
歌詞は、トム・スターン。
"Lady"は、作品中でも、特に素晴らしい曲だと思います。
語数が多く、語り風になっている出だしや、"How dose it feels?"という歌詞に、Dylanからの影響を大きく受けていたというジェリーらしさを感じたり(笑)
この曲での、ダニーのギターは、切なさを感じさせる実に素晴らしいものです。
カントリー的な牧歌調のコーラスから始まり、それまでの曲から、雰囲気が変わる"Sweet Home"。
ここでは、(コーラス以外では)前半ダニーが、後半キャロルがメイン・ヴォーカルを担当しています。
コーラスでは、やはり、キャロルの声が一番目立ちます。
この曲のみ、キャロルの曲ではありません(M.Allison作曲)
"I Don't Believe It"は、前半は女性側からの視点、後半は男性側の視点から歌われており、ここでも、キャロルとダニーがヴォーカルを分け合っています。
"That Old Sweet Roll (Hi-De-Ho)"は、ダスティ・スプリングフィールド、ブラッド・スウェット・ティアーズがカヴァー。
ラストの"All My Time"は、1つの時が終わり、新たな一歩を踏み出そうとするキャロルの決意が感じられる作品です。
ソングライター時代から親交があったアルドン・ミュージックのルー・アドラーのプロデュースで、彼の設立したオード・レーベルからリリースされた本作は、実質的には、キャロルのソロ作品とも言える内容ですが、シンガーとしては不発だった無名時代への抵抗からか、自らの名前を全面に出していくことには抵抗があったようです。
また、リリース当時、オードのディストリビューションが変更した関係で、あまり市場に出回らなかったため、"幻の名盤"的な扱いを受けていました。
しかし、最もこの作品を表しているのは、内ジャケットにも寄せられているダニー"クーチ"コーチマーのコメントの一節、"「Tapestry」の種はここで蒔かれた"というコメントでしょう。
2010年09月20日
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洋楽ロック・ポップス(CD)
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読み終わった
(2010年09月20日)
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ザ・バンドのリヴォン・ヘルム、ガース・ハドソンが参加していたり、トム・ウェイツの"Long Way Home"をカヴァーしていたりと注目していたのですが、良い作品でした。
とりわけ気に入ったのが1曲目の"Sunrise"。
メロディアスで、柔らかく暖かい。
"What Am I To You"では、リヴォン、ガースも参加。
ザ・バンドも彷彿とさせる雰囲気が漂います。
解説によると、2人は、覚えたての曲をセカンド・テイクで完璧に演奏し、ノラも脱帽したとのこと。
リー・アレキサンダーとリチャード・ジュリアンが作曲した3曲目"Those Sweet Words"は、タイトル通り甘いノラのヴォーカル、それに(これも本人が弾き語っている)ピアノの深みが良いですね。
"Carnival Town"は、賑やかなカーニバルとは裏腹に1人ぼっちの女性の寂しさを歌っているんでしょうか、スローながらテンポのある曲調がアルバムの雰囲気を1度変えています。
ブルース色も強い"In The Morning"は、アンドリューのドンドンッ!というドラムが、別れた男への想いを断ち切れない女性の心臓の音みたいで、ハマってます。
タウンズ・ヴァン・ザントのカヴァー"Be Here To Love Me"は、1分過ぎぐらいから入るガース・ハドソンのアコーディオンが絶品。
関係無いですが、この曲が気に入った人は、リック・ダンコの遺作"Times Like These"も気に入ると思う。
一転してブルーグラスの"Greepin' In"は、後半のヴィブラートをかけたヴォーカルの節回しが上手い。
バック・ヴォーカルは、ドリー・パートン、ダルー・オダ、アダム・レヴィ。
ケヴィン・ブレイトの中盤のアコースティック・ギター・ソロの部分も聴き所です。
"Toes"はメロディも綺麗ですが、個人的にリー・アレキサンダーのベースが好きだな~。
"Hamble Me"は、ケヴィン・ブライトのリゾネイター・ギター、リー・アレキサンダーのベース、そしてノラのパンプ・オルガンというシンプルな構成。
パンプ・オルガンがトム・ウェイツも彷彿とさせます。
なんかトムの"Time"とか好きな人にオススメ!
アンドリュー・ボーダーとダルー・オダの共作"Above Ground"は、ノラのエレピのベースが頭に残ります。
そして、トム(&キャスリーン)のカヴァー、"Long Way Home"!
この曲は、元々、"Big Bad Love"のサントラに収録されていたもので、なんでこんなマニアックな曲を?と思ったんですが、ドラマーのアンドリュー・ボーガーは、トム・ウェイツの作品でもよく叩いている人なので、その繋がりで知ったのか、それとも、この曲のカヴァーを決定してから、アンドリュー・ボーガーが参加したのか・・?
ノラが"Big Bad Love"を観て気に入ったとか?
と思ったら、チラシに・・
「ノラはまたトム・ウェイツとキャスリーン・ブレナンの夫婦共作曲「ロング・ウェイ・ホーム」をアップビートなギター・ベース・ラインでカヴァー。ノラはトムのデモを聴き、凄く気に入ったが、この曲をレコーディングすることに対しては当初乗り気でなかった。「トムの曲はライヴでカヴァーしたことはあったけどとても難しいの。私は彼の大ファンだから、デモを忠実に再現したわ」と言う」
と書いてあったようです。ノラはトムの大ファンなんだ!ますます気に入ったぞ!!(笑)
トムの声程の味は無いですが、ノラはあくまでも自分らしくカヴァーしていて良いですね。
"The Prettiest Thing"は、とにかく"I'm dreaming again"の部分が好き。
バック・ヴォーカル(ダルー・オダ)とのハーモニーが美しいです。
作曲者の1人、リー・アレクサンダーの演奏するラップ・スチールの音色も聴き所です。
本編の最後をしっとりとしめるのは、"Don't Miss You At All"。
ノラの弾き語りです。
今後のライヴは、この曲でラストを締めることになるんでしょうか。
日本盤のボーナス・トラック"Sleepless Nights"は、元々、エヴァリー・ブラザーズの曲で、グラム・パーソンズとエミルー・ハリスのデュエットによるカヴァーもあった曲。
余談ですが、エミルー・ハリスは、パーソンズが亡くなった時、ひどく動揺して、音楽をやめようとも思ったそうですね。
ここでも、ノラのヴォーカル相手役を務めるのは、ダルー・オダ。
ノラとオダさんのコンビは、本作全編を通じて大活躍ですね。
3分頃から、控えめに登場するハモンド・オルガンの音色も聞き逃せません。
尚、本作は、グラミー賞受賞後の新作ということもあり、ビルボード・チャートで4週連続1位とセールス面でも絶好調のようです。
2010年09月10日
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洋楽ロック・ポップス(CD)
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読み終わった
(2004年02月27日)
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80年代、それに90年代に青春を過ごした人にとって、小室哲哉という名前には特別な響きがあると思う。
特に「小室ファミリー」という言葉が踊っていた90年代半ばから00年代初頭。ミリオンヒットが連発され、まさしく時代の寵児であり社会現象だったあの頃。
僕自身の音楽ルーツとしての小室哲哉は、あくまでもTM Networkなので、「小室ファミリー」が売れていた時期とは少しズレるのだけど。ただ、あの頃の一般リスナーには間違いなく「TKの曲なら間違いない、とりあえず買う」という安心感があったし、小室哲哉の曲=必ずヒットするという認識があったはずだ。
競馬で例えるなら、サンデーサイレンスみたいな存在。さしずめもう1人のTK、小林武史はブライアンズタイムみたいなものだろうか。
そんなわけで、「詐欺容疑で逮捕」というニュースを聞いた時は、本当にショックだった。
もちろん、きな臭い噂はあった。資金繰りに困っているらしいことは慰謝料滞納だの大分トリニータへの支援金滞納だのといったニュースで踊っていたし、話題になるような仕事ができていないことも知っていた。
それでもいざ「小室哲哉、詐欺容疑で逮捕」という言葉を見た瞬間は、やはり呆然とした。
たとえば60年代に青春を過ごした人なら「ポール・マッカートニー、詐欺容疑で逮捕」に置き換えて想像して欲しい。
あるいは80年代なら「マイケル・ジャクソン、詐欺容疑で逮捕」でもいい。
規模は違うにせよ、日本であのTKブームを体験した身にとっては、同じぐらいのインパクトがあった。
折りしも逮捕前の数年間、僕の中でTM Network熱が再燃していた時期だった。
きっかけはDVD"Remaster"。かつての名曲がスタジオ版に忠実に再現されていたこのライヴ映像は、個人的にTMの映像作品でも屈指のもので、新曲の"Action"も往年のTMらしさを感じさせる良い曲だった。
だからこそ、その後、執行猶予がつき、この本が発売された時は、発売日に購入。一気に読んだ。
一体、どんなことを書いているのか知りたいということもあったし、小室哲哉という存在自体に再び大きく興味惹かれていたからだ。
前置きが随分と長くなってしまったが、結論から言うとこの本は非常に面白い。ファンであろうとなかろうと、あの時代、小室さんの作品を買った人なら楽しめると思う。それに、音楽を作る側としてどんなことに着目しているのかが雑学要素も交えて書かれているので、J-POPという括りで興味がある人、産業としての音楽に興味がある人でも楽しめると思う。
話は、逮捕されたあの日から始まる。
拘置所の中で考えていたこと、音楽とお金の距離、デビューからの話。特に、デビューからの話は、ヒットメイカー、ヒットの仕掛け人として、どのような着想で曲を作っていたか、仕掛けていたかが赤裸々に書かれている。
80年代にレベッカとBOOWYをライバル視していたことやTMなりのビートロックとして"Be Together"を作ったこと、音楽的な試み(実験)を沢山してきたこと、90年代に入りBeingを真のライバルと思ったこと。
そして絶頂期に入り、ヒット曲を量産する一方、長くは続かないと不安も感じていたこと、その後何をすれば良いか見失っていたこと、好きなものの列挙("三国志"が入っていたのは驚いた!)。
そしてTKブームの後期。vs つんくのような図式で世間が煽っていた頃については、「いかに簡単な表現にするか」に拘り、馬鹿にならないとできない、幼児性の強い曲を書いていたとも言っている。(一方でMr.Childrenは「考える時間が必要な曲」を書いているとも)
その後、音楽の供給形態や伝達速度などについて書いた後、再び話は公判についての所懐へと戻る。
公判の模様自体は、ニュースで流れたものと大差なかったが、この部分を読んでいて思うのは、KCO(KEIKO)の存在が、どれだけ小室さんにとって大きいかということ。
音楽家としての自分でなく、(勿論、そこに敬意も払ってくれた上で)一人の人間として自分を必要としてくれているKCOにいかに支えられたかが書いてある。
そして今。
「ヒット曲を作る時は半歩先が大事」という考えを持つ小室さんにとって、今の半歩先は「地デジ生活下でのスピード感を意識すること」。
2011年のヒット曲にはBPM120~140レベルのスピードが求められるのではないか、とも書かれている。
その他、マイケル・ジャクソンのネバー・ランドを訪れた時の話題なども収録されている。
全部読んでの感想として、今の小室さんは、消費者の行動や音楽の動向を読む力はまったく衰えていないが、メロディ・メイカーとしてのセンスは衰えてしまっている、というのが私個人の見解。
J-POPでのヒット曲には、今後、「地デジ生活化でのスピード感が大事になる」というのはその通りだと思うけど、自作曲の"Many Classic Moments"を絶賛している辺り、ちょっとズレを感じてしまう。(この曲が好きな人には悪いが)
個人的に小室さんの曲が売れなくなったのは世間に「小室哲哉=ブームを過ぎた人、ダサい存在」というイメージができてしまったからだと思う。
00年代中期頃は、小室哲哉のファンとは言いづらいムードができていたし。
だから、どんなに良い曲を作っても、あの時期は絶対に売れなかったと思う。
そして、メロディ・センスが衰えてしまったのは、単純に(90年代半ば以降特に)自分の曲を聴きすぎてしまったため、自分自身に影響されてしまったこと、作曲する際の得意な型ができてしまったため、抜け出せないでいることが原因だと思うのだけど。
もっとも、そうは言いつつも、上述したTM Networkの"Action"や"Castle in the wind"は往年の曲を思い起こさせるものだったし、「これからあと1曲だけでも良いから名曲を出して欲しい」と期待しているのも事実です。
2010年09月06日
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音楽(本)
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読み終わった
(2009年09月15日)
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1994年に、Anagram Recordsからリリースされたライヴ盤。
1985年6月、イギリスのマンチェスターにあるLibrary Theatreで行われたライヴを収録しています。
まず、"有難う、さぁ、新曲よ"と言って、"My Heart Is Empty"が演奏されるのですが、演奏が始まるまでに30秒ほど間があり、あまり編集をしていないんだな~ということが分かります。
その分、生のライヴそのものに近い状態ではあります。
ヴォーカルの音が大きめで、時折、Nicoの息遣い(というか、息が、マイクに当たる音?)も聞こえます。
ただ、声そのものは、まぁまぁ出ており、Eric RandomやGraham Diddsによるパーカッション、時折入ってくるJames Youngのピアノが、不思議な感覚を与えてくれます。
静かな拍手の後、続いて演奏される"Procession"でも似たような雰囲気が続きますが、"Can you dare to be insane ? "を歌う時のオノ・ヨーコさん的な
で、"Procession"の終わりあたりから、AMラジオのように、ブーン・・・・という音がチョット耳につき、録音の悪さが、「・・・」という気分にしてくれます(^^;)
続く"All Tomorrow's Parties"はアカペラで歌われますが、これは、他のライヴ盤と同じような出来です。
ただ、3番での"Fit for one who sits and cries"の最後の部分のヴォーカルが多少低くなっており、これが残念です。
"Valley of the Kings"、"The Sphinx"では、Nico自身が、インディアン・パンプ・オルガンを演奏していますが、ヴォーカルは、高音が意外と出ているのが嬉しいです。
ただ、あまりの暗さからか、観客の拍手が少なくなっているのが、なんというか・・・(笑)
まぁ、Nicoに明るさを期待しちゃ駄目ですね。
勿論、この後の"We've Got the Gold"も暗いです(^^;)
パーカッションが強調されており、それが良い感じです。
"次はドイツ語の曲よ"というセリフの後、"Mutterlein"に。
"Afraid"は、本作で最大の聴き所です。
で、出来れば、早送りせず最初から通して、この曲を聴いて欲しいです。
Eric Randomのシンセサイザーが、優しく響く、教会の賛美歌のような、綺麗な曲です。
ここまでのムードが沈鬱なだけに、この曲で救われる気分になります。
特に"あなたは美しく、孤独だ"という歌詞も素晴らしい。
本当に良い曲です。
次は、どこかの王朝を連想させる"Innocent and Vain"。
続く"Frozen Warnings"と共に、再び、Nicoがインディアン・パンプ・オルガンを演奏しています。
"これも新曲よ"と言って"Fearfully in Danger"が演奏されますが、シンセサイザーの音色が印象的です。
そして"Tananore"。
結局、ここまで、"All Tomorrow's Party"や"Afraid"以外は、大体同じムードというか、暗さを保っているわけですが、この曲もまた、暗いです。
本当に、これは魔術です。
アニミズムの世界です。
もしも、邪馬台国の卑弥呼が、20世紀にいたとしたら、こうなっていたんじゃないでしょうか。
本作を聴くと、Nicoは、そういう類のカリスマ性を感じさせる人だということが分かります。
さて、最後は、やはり代表曲、"Famme Fatele"です。
ピアノから始まるアレンジで、そこにパーカッションが絡んでゆく。
このヴァージョンも結構、好きです。
ただ、バック・ヴォーカルが、殆ど聴こえず(ボソボソと、低い声で歌ってはいるんですが・・・)それが、残念です。
あと、2番の"She's going to smile to make you frown"の出だしの"She"の部分の声が掠れています。
また、2回目のサビになると分かりますが、バック・ヴォーカルの声は、低すぎ!!James Youngよ!これは駄目だ!
2010年08月31日
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洋楽ロック・ポップス(CD)
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読み終わった
(2002年07月10日)
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David Bowie, Bon Jovi, Billy Joel, Destiny's Child, Clapton, Buddy Guy, Adam Sandler, Backstreet Boys, Mick&Keith, The WHO, James Taylor, Melissa Etheridge, John Mellencamp,Elton John, Paul McCartney等々、凄いメンバーを揃えたな~と思います。(収録順)
CDでは、一部の出演者のカット、実際と違う曲順に編集してありますが、それでも会場の興奮が伝わってきます。
正直、ブッシュ政権の強硬派路線は支持出来ないし、テロの根本原因はアメリカに拠る部分が大きいと思っていますが、だからといって、実際にテロの被害を受けた側からすれば、そんな考えは綺麗事に過ぎない、というのもまたしかりです。
「悲しみにくれるNYの人を純粋に応援しよう!」という意味では、このコンサートは良いものだったんじゃないでしょうか。
賛同しないアーティストは出なけりゃいいんだし。
そんなアメリカですが、この前の中間選挙では、共和党が与党として100年ぶり(!)の大勝利を収めたので、現在のブッシュ路線は当分、続くんでしょうね。
ただ、イラク攻撃はしないで欲しいけどな~。
と、いつも通り、話がどんどん逸れていますが、初っ端のDavid Bowieの"America"がカッコ良い!!
キーボードのコードを叩きながら(映像は観ていないんですが、ステージに直接座って弾いてたらしい)少し枯れた声でボソボソッと呟くように歌うBowieは格好良いだろうな~。
段々と盛り上がって"To look for America !!"の頃には張りのあるヴォーカルを聴かせてくれます。
Bon Joviは、"Livin' On A Prayer"をアコースティック・ヴァージョンで(Prayer'94ですね)歌っていますが、スタジオ・ヴァージョンよりも良かったです。
パフォーマンスとしても今まで聴いた中で1番良いヴァージョンでした。
大歓声の中、渋く決めるClapton & Buddyも格好良いんですが、やはり、Adam Sandlerの"Operaman"がDisk1の最大のハイライト。
ジュリアーニ前NY市長讃歌からNY紹介、ヤンキース紹介、The WHOの"Baba O'Reilly"のメロディに乗せて、"もうピートとロジャーは喧嘩しない~!"と歌い、"ミック・ジャガーもポール・マッカートニーもいるぜぇ~!でも、1番のお気に入りはディスティニーズ・チャイルドだよ~ん!"と笑わせるのはさすが !!
マイナー調に転じてから、思い切り、ビン・ラディンのこき下ろしを始め、それに観客が大歓声で応える辺りに、アメリカという国らしさを感じます。
1番期待していたMick&Keithの"Salt Of The Earth"は、イマイチというか、キースのギターが何だかヨレヨレで、オイオイッ!て感じです。
ミックとキースの歓声の大きさに明らかな差があるのが、チョット悲しいですね(笑)
ちなみに、実際には、"Salt Of The Earth"の方が"Miss You"よりも先に演奏されています。
WHOは、ロジャーの声が結構出ていたのに驚き、観客が一緒に歌っている一体感に、あ~、やっぱり人気あるんだな~と思いました。
Melissa Etheridgeの"Born To Run"は本CD最高のプレゼント!
このパフォーマンスで彼女を知ったのですが、アコースティックギター1本で弾き語る"Born To Run"は正直、スプリングスティーン・バージョン以上に気に入りました!
Paul McCrtneyの"I'm Down"は、久しぶりに聴いたので、やっぱり興奮!シャウトがまだまだ衰えていない!!
ビートルズ時代、首を振りながら、激しく歌っていたのを思い出しながら聴きました。
そういえば、ビートルズの時は、ジョンがキーボードを肘で弾いてましたね。
"Yesterday"はアカペラから始まり、ストリングスの音が被ってきます。
改めて聴くとやっぱり、メロディの綺麗な曲です。
"Let It Be"では、クラプトンにギター・ソロを何度も弾かせてました。
で、最後は全員揃っての"Freedom" 自由を得るために戦わなければならない、という歌詞ですが、自由を得るために戦い、その後は、自由を維持するために戦う・・・人間は結局、戦いから逃れられないのかなぁと感じてしまい、なんか、違うんじゃないか?と思う部分もありますが、やっぱり曲としては良いです。
"ズッ、チャ、ズッズッチャ!"という出だしの声やドスッ、ドスッというドラムの音は、どことなくジョンの"Give Peace A Chance"に似ています。
ただ、ジョンなら、戦う、という言葉は使わない気がします。
これだけのアーティストが一堂に会したということもあり、歴史的なコンサートになるだろうな、と感じると同時に、もしジョージ・ハリスンが元気だったら、中東側の視点にも立ったコンサートを行ったのでは、と思い、亡くなったジョージへの哀悼の意がまたしても強くなった今日この頃でした。
2010年08月30日
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洋楽ロック・ポップス(CD)
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読み終わった
(2002年11月05日)
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1920-30年代のアメリカを代表する作曲家ジョージ・ガーシュインと、その兄で作詞家アイラ・ガーシュイン(1896-1983)の作品をブライアン・ウィルソンがカヴァーした新作。ブライアンにとって、キャピトルからウォルト・ディズニー・レコードに移籍しての1作目です。
ブライアンの重厚なコーラスによるイントロの"Rhapsody in Blue"から惹かれます。
クレジットを見ると、ジェフリー・フォスケットやダリアン・サハナジャ、テイラー・ミルズ、スコット・ベネットなどお馴染みのブライアン・バンドの面々がバックを務めているようです。
トラック3の"Summertime"からはメドレー。
個人的に序盤のハイライトはサキソフォンやハーモニカ、ベース・ハーモニカ、バンジョーなどがリズミカルに鳴るおもちゃ箱のような"I Got Plenty o' Nuttin'"。
後半のストリングス・シーンから流れ込む"It Aint't Necessarily So"は非常にブルージー。
ジョアン・ジルベルトも演っていた"'S Wonderful"はボサノヴァ調。続く"They Can't Take That Away from Me"はラストの終わり方が"Wouldn't It Be Nice"を彷彿とさせます。
次の"Love Is Here to Stay"ではプロビン・グレゴリーのテルミンが入っているし、アルバムの最初と最後に"Rhapsody in Blue"が登場するあたり"SMiLE"の"Our Prayer"も彷彿とさせ、ブライアンらしさ+ブライアンの考えるシンフォニーが詰まっているのかも。(勿論、全編に渡るコーラスこそ、ブライアンらしさの最たるものなのですが)
一方で、ガーシュイン作品の中で一番好きで楽しみだった"I Got Rhythm"は、"Rock'n' Roll Music"のビーチボーイズ・カヴァーと同じような印象で期待外れ。
この曲は、やっぱり跳ねるピアノで聴くのが一番。
スタンダードな演奏や、上原ひろみバージョンの方が気に入っています。
ただ、他の曲については、「多分こんな感じになるだろうな」という期待通り。
原曲を全て知っていたわけではないのですが、大きなサプライズがない代わりに、安心して聴けました。
今後も何度も聴きたい良い作品だと思います。
1つ難点を挙げるとすれば、いくつかの曲で終わり(フェイドアウトするタイミングとか)が早くないか、ということ。
特にラストの"Rhapsody in Blue"のリプライズはもう少し余韻を残して欲しかったなぁ。
でもそれ以外は文句なし。David Wildによるライナーにある「グレート・ソングは永遠の喜びだ。今日においてもね」という言葉がピッタリ。
期待通りのブライアンでした。
2010年08月19日
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洋楽ロック・ポップス(CD)
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読み終わった
(2010年08月17日)
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松たか子さん主演で映画化されたことで、本屋の話題作コーナーにあったのですが。数ページ読んだら止まらなくなって購入。喫茶店で一気に読んでしまいました。
映画の宣伝でよく使われているシーン(女教師が生徒たちに「先生の娘が殺されました」と言うシーン)は第一章。この一章だけで短編として上手く成立しているのに、それだけでは不完全で分からなかった真相(そしてその後)がどんどん出てくる2章以降は、ページをめくる手も早くなりました(独白調ということで読みやすかったのもありますが、どうなるか展開の続きが知りたいという気持ちが大きかったです)
当事者たちの微妙な考え方や行動のズレが、更なる悲劇を起こしていく辺り結構怖い。ただ(小説とはいえ)登場人物の考え方がチョットばかり極端過ぎて、のめり込めない瞬間もあったので☆4つとしました。
ところでamazon.comのレビューを見たら、救われない結末に批判の意見が多くてビックリ。私は普通に、最後までぐいぐいと読ませる作者の展開力の凄さに恐れ入ったのですが。
多分、東野圭吾の作品で、暗めのミステリーものが好きな人なら気に入ると思います。
2010年08月01日
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推理・ミステリー(本)
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読み終わった
(2010年06月27日)
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結論から書くと、単純にコメディーとしてはまぁ面白かった。
ただ、途中引っ張ってる間が面白かった割りには、ストーリーが不燃焼のまま。爆発が無いまま終わっちゃったなぁ、という印象。
あと、展開が大味過ぎる(そして都合が良すぎる)部分もありました。
例えば、全然練習してないのにツアー途中から演奏がマシになるとか。
クドカンの映画では、ドラッグストアガールが大好きで、あの映画もストーリーはジェットコースターだったんですが、とんでも無い展開にもそこまで無理を感じかった(というか、冷静な判断をする以前に面白くて笑ってしまった)のだけど。
あとヴォーカルが途中で普通に歩けて&喋るようになったのも、なんかチグハグさを感じた。
歌詞が危ないからわざとボカすだけなら、最初から昔と同じように歌えばいいわけだし。(初めて立った時のシーンとかは爆笑だったけど)
なので、この映画の楽しみ方は、深く考えず場面場面のコネタで笑うというのが正解だと思います。そういう意味では面白かったし。
パンクという題材についても、ネタとして上手く使われていたと思うんで、「パンクとは●●なんだよ!」的なことを言うのは野暮かな。
「ファッション・パンクばっかでうんざりだ」というセリフには同感だけど、映画中の"少年メリケンサック"も個人的な尺度では、ファッション・パンクに近いと思った。
ところで、遠藤ミチロウが出演していて。
昔、私が出演していたライヴハウスが彼のマネージャーの方が運営しているところだったので、チョット懐かしくなりました。
2010年01月25日
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邦画(DVD)
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読み終わった
(2010年01月25日)
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※アカデミー賞を取って物凄い話題作になってしまいましたが、私が観たのは、そうなる前。公開直後のことでした。以下は、その際の感想です。
京都MOVIXで鑑賞。
主演は本木雅弘。助演に山崎努、広末涼子ほか。
-ストーリー-
プロのチェロ奏者を目指していた主人公・小林(本木)だったが、ある日突然所属楽団が解散。
妻(広末)とともに故郷の山形県に帰ることに。
そこで職探しをしていると「未経験者歓迎!旅のお手伝い・NKエージェント」という広告に目が留まる。
旅行代理店あたりだろうと思い行ってみると面談もそこそこに即採用。
実は、「旅のお手伝い」ではなく、「旅立ちのお手伝い」、納棺師の仕事だったのだ。
最初の仕事が、孤独死後二週間経過した老女の遺体の納棺で嘔吐するものの、給料の良さに辞められなくなり、仕事をこなす内に、納棺師が故人の最後の晴れ姿を司る(そして遺族らとの最後の触れ合いに立ち会う)大切な仕事だということに気付いていく小林。
しかし妻からは「汚らわしい仕事は辞めてほしい」と懇願され、家出されてしまう。
それでも悩みながら、納棺師という仕事を通して様々な形のお別れに出会う小林。
やがて妻が戻ってくるが、同時に馴染みの銭湯のおばさんが亡くなったとの知らせが……
4連休の間に、映画を何か観ようと思っていて。
何がいいかな~と思って、上映中の映画を調べたところ、一番私向きだったのがこれでした("Shine A Light"も"レッドクリフ"も観終わっていたので)
主演の本木雅弘の映画というと「シコ踏んじゃった」、「トキワ荘の青春」などが好きで。
多分、テーマから言って、ドタバタものではない&落ち着いて観れそうだし、音楽が久石譲。あとは山崎努も出てるし、なんか良い味出してるんだろうな~という予想があったので、この映画を選びました。
感想としては、良かった。チェロを演奏しているシーンは正直要らなかったですが、少なくとも退屈せず最後まで観れました。
広末涼子も舞台だとダメだったけど、映画だと良かった。
正直、物凄い傑作、というタイプじゃないのですが、観てよかったと思えるタイプの作品です。
・納棺師という普段馴染みがない職種への興味
・納棺師のやりがいが分かりやすい形で紹介されている
・小林と妻、小林と父の関係はどうなるんだろう、という興味
こうした理由から、スクリーンに集中するのは間違いないんじゃないでしょうか。
ただ、現実的な話をすると、2つ疑問が。
1つ目は納棺だけを専門にやる人って実際には少ないんじゃないの?という疑問。
僕自身、祖母の葬式などで納棺の場を体験したことはあるけど、確か葬儀屋さんがやっていたと思う。
2つ目は、納棺師ってそんなに高給取りか?という疑問。
未経験で入ったばかりの小林が、月50万でもOKだぞ、とか言われてるんですが、実際にはそんなことはないでしょう。
実は私、思わず「納棺師、給料」でググッてしまいましたが、どちらかといえば葬儀屋さんは薄給のようです。
まぁ、そんな疑問もありますが映画自体はよくできていました。
観て損はありません。
2010年01月25日
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邦画(DVD)
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読み終わった
(2010年01月25日)
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京都の三条・MOVIXまでレッドクリフを観に行きました。
この作品、三国志の世界をジョン・ウー監督の下、トニー・レオン、金城武、、リン・チーリンにヴィッキー・チャオなどアジア圏の錚々たるスターが演じるということで話題沸騰でしたが。
結論としては、三国無双とか、いわゆるアクションものの延長として三国志を興味を持っている人はそこそこ気に入るんじゃないでしょうか。
ただ、純粋に小説・三国志、あるいは正史・三国志のファンはう~ん?という印象もあるかも。
個人的には、60点ぐらい。
それなりに楽しめるシーンもあったけど、一寸あざとさも感じつつ。
全体としてはバランスが悪いというか。中途半端な作品だな~という印象。
その辺の理由について以下に書いていきましょう。
あ、こんなページを読んでる人は"三国志ファン"だろうという前提で書いてきます。
ストーリーは長坂の戦いから赤壁の戦い前哨戦あたりまで。
曹操が献帝に南下進軍の許可を求め、反対する孔融が斬首されるところからスタート。
殆どセリフらしいセリフも無いままに、長坂の戦い・戦闘シーンが始まります。
さっき三国無双とかが好きな人は楽しめると書いたのはこの辺のことで、ホント殆ど斬りあってるだけ。
多分ジョン・ウーは「三国志が撮りたかった」というよりも「迫力のある戦闘シーンが撮りたかった」⇒その題材として一番知名度がある三国志を選んだのでしょう。
序盤は殆ど趙雲の独壇場で"斬って斬って斬りまくる"といった感じ。
殺陣は上手いという程ではないけど、まぁ下手でもないといったレベル。
孔明が張飛に「反射光の計?」なるものを授けており、曹操軍が攻めてくると兵士たちが盾を裏返し、鏡になっている裏面で太陽光を反射させて、曹操軍の目を眩ませるというビックリな作戦を行っています(笑)
勿論オリジナルな計ですが、ジョン・ウー版ならではの味付けということで良いんじゃないでしょうか。
ただその後、張飛や関羽の殺陣もあるんですがこれがイマイチ。というかはっきり言って下手(ちなみに関羽は目つきが悪い人、張飛はイマイチ強そうじゃない人が演じてます)
実は来年、"三国志 龍の復活"という映画もあるようで、これはアンディ・ラウが趙雲を演るらしい。
こっちの方が強そうな気がしますが、まぁ、それは置いといて。
文句としては、歴史物語としてのあまりの薄っぺらさ。
長坂の後、孔明は呉に使者として赴きますが、そこでの孫権説得シーンが最悪。
「曹操は悪者だからそんなのに屈したら駄目だよ!Youだって優れてるんだから勇気だしちゃいなよ!」程度の説得で、孫権が揺れてしまいます。
あれじゃ孔明というよりも金八のノリだよ。
せめて横山光輝三国志程度の論戦はやりなさいよと突っ込みたくなります。
しかもその後、孫権が狩りに出るシーンがあるのですが。
孫権を1人で虎に挑ませて、遠巻きに見守る呉の臣下たち。
お前ら、そんなんだから、孫策も狩り中に矢に打たれちゃったんだよ!
虎相手に人間一人が弓矢だけで勝つことは、まず無理です。というか殺されます。
この後も、ただの軍事上の同盟を無理やり友情に摩り替えようとしていて。
周瑜を説得に行った孔明は、なぜか馬のお産を手伝ってて三国志というよりも水滸伝の皇甫端状態。
周瑜の説得は、ろくに説得もせず合奏で決まってしまったり。
「曹操に友達がいない」「こちらには友情がある」など、およそ三国志の魅力である権謀術数という部分はどこにいっちゃったの?と思わせるような言葉の連続です。
そこまで無茶苦茶な展開をしておきながら、無理やり"八卦の陣"を登場させたり、子供に国語を教える関羽が「いずれそれで食べていけるようになる」と言ってるシーンがあったり[中国では商売の神様(義理堅いのが由来みたい)でもある点へのオマージュか?]。
あと、エンドロールではマイナーなキャラの名前をかなり登場していたり。
この辺が、ジョン・ウーのいやらしさというか、ファンの方にも配慮してまっせ的な計算を感じて一寸な~という印象。
あ、なんと劉備は周瑜と会う時にむしろを編んでます!!さすがにあの時点ではもう編まないのでは……(笑)
そう。この"配慮"というのが無理してる形で随所に見えてしまったのが、僕がイマイチ引いてしまった理由で。
例えば、小喬のベッドシーン。
これはどう考えても、「リー・チンリーのベッドシーン」という話題作りでやったとしか思えない(ついでにトニー・レオンファンへのサービス)
中村獅童を出演させたのも、日本での話題も狙った……という作戦を感じてしまうのです。(そして全てが中途半端な出来だった)
暴行事件疑惑をもたれたヴィッキー・チャオが孫尚香っていうのもその辺の狙いが!?(笑)
あ、実はこの映画。そういう裏の戦略・戦術を読むことが面白い映画なのかもしれない。
どういう意図でこの場面入れたんだろ?とか。
たとえば、赤壁前哨戦として描かれてる陸戦とか。
この陸戦。なんと各武将が戦う際、何故か兵士は加勢しません。
そして、わざわざ馬を降り、歩兵状態で戦うという謎な演出がなされています。
なんで、名馬に乗っているはずのアナタが、わざわざそんな真似を!?おい、お前のことだよ!関羽!
特にワーッとか言いながらトコトコ走っていく張飛には、ワタクシ映画館にも関わらず思わず爆笑してしまいました。
どんなコントやねん。
勿論、戦国の武田騎馬軍も、実は戦闘時は馬から降りていたなんて話もあるので、もしかしたら史実に忠実なのかもしれないけど、こんなところだけ忠実にする必要ないって(笑)
本来なら、各役者の格好良い部分を見せるシーン。ならば騎乗の方がよっぽど映えると思うんですが。。
……というわけで正直2時間45分も赤壁前哨部分のみに絞ってやってた割りには内容が薄いなぁ、というのが正直なところ。
かなりの時間をアクションシーンに割いているので、そういうのを延々と観ていたい人には良いかもしれないけど。
ま~、ジョン・ウー+スター揃いという時点で、予想はついていたので、私はそれなりに楽しみました。
金城武の孔明も予想より合ってたし、リン・チーリン美人だったしね。
それと、もう一言。曹操は完全悪役の爺さんとして描かれてます。
中華圏における三国志というと三国志演義。そして曹操は(近年再評価されているものの)悪者の印象が大きい。
そんなイメージを強調されてます。でも「女のために戦をしたのか」なんて言われてて。これなんか曹操ファンは激怒ですよね。
最後に大まかに三国志演義と違う部分について。
・長坂の戦いで、関羽・孔明がずっと劉備の近くにいる
・長坂橋が登場しない
・華佗が既に曹操の下にいて頭痛の治療をしている
・孫尚香が出陣している(劉備とも既に会っている)
・八卦の陣が登場!
2010年01月25日
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洋画(DVD)
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読み終わった
(2010年01月25日)
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2007年12月3日に武道館で行われたライヴをDVD化したもの。
ファンクラブ限定盤と通常盤があり、前者の方がボーナストラックが長いらしい。私はファンクラブには入っていないので、通常版を購入。
最初の曲"Welcome Back 2"は新曲。かつての名曲の歌詞を織り込んでましたが、う~ん、これは大して印象に残りませんでした。続く"Come on everybody"は、TMが紅白に出た際にも歌った曲。この曲、これまではそんなに好きな曲じゃなかったんですが、このライヴではラウドでドラム、ギターが無茶苦茶格好良く、一躍大好きな1曲になりました。
この後、MC。 おお~!哲っちゃんが喋ってる!
TMのMCで喋るのは珍しいのでは?
そして"Still Love Her"!!
これは大名曲です。木根さんがずっとハモってました。 ウツのギターは、コードを弾いてるだけの割りには、序盤、少し危ういところもありますがヴォーカルの方は無難に歌えています。
次は木根さんのラテン風のアコースティック・ギターソロから、ブルーズハープでメロディーを吹いての"Girl Friend"!
そして……!!"Human System"!!
これも大傑作!昔、ピアノで完全耳コピーしました。
ウツのヴォーカルがちょっと不満ですが、"She is here & He is there in the human system, I'm here & you're there in the human system"の部分は綺麗でした(ちなみに、この部分は×2回でした)、
次が"Seven Days War"!なんか名曲続きです!
先ほどの"Girl Friend"もそうですが、映画"ぼくらの七日間戦争"を思い出します。
そういえば、宗田理さんは、今でも作品を書いているのでしょうか?
次のMCは、コント風。
ウツと木根さんのやり取りのあと、TMでは喋ってはいけないという決め事(?)を、遂に破って(笑)ストレスを発散するかのごとく喋る小室さん。
次の"N43"は、これも新作から?
う~ん、あんまりピンと来なかったです。
でも、その後、御馴染みのイントロが……!会場からオオ~!というざわめきが聞こえる中演奏されたのは"We love the earth"!
これも良い曲です。オリジナル・ヴァージョンに忠実な演奏で、非常に良かったです!
ちなみに、"we love the earth, we love the earth いつか~"と転調する部分は、北島健二さんのエレクトリック・ギターになっていました。
次が"Telephone Line"。これはウツのファルセットが駄目駄目。
この後のMCは、"Seven Days War"のバックコーラスをやっていた子供達はどうなったんだろうね~?という話。
その後、メンバー紹介。
ドラム:そうる透、ギター:北島健二、ベース:吉田健
そして"Beyond the time"!これも、オリジナルに忠実な演奏でした。
今回の演奏は、総じてオリジナル・バージョンに忠実で、それが少し意外でした(ライヴの度に、アレンジを若干いじる印象があるので)
続いて"Be Together"!
鈴木あみのカヴァーがヒットして以来(これも大分前ですが……)、TMの代表曲の1つになった感があります。
個人的には、やっぱりこれはTMバージョンが一番の曲!
会場も大盛り上がりです。
ちなみにEPIC25でのTMの最初のナンバーもこれでした。
北島さんのソロ・パフォーマンス、そして小室さんによるキーボードソロ。
まずは"Carole"!そして"Time to countdown"へ。
"Self Control"はライヴで御馴染みのイントロは無し。これもスタジオ・ヴァージョンに忠実。
本編最後は予想通り"Love Train"。
人気がある曲なのですが、正直、僕はあんまり好きじゃなくて。今だに良さが分からない(^^;)
アンコール1曲目は"Action"。
これも新作から。う~ん、新作の曲はどれも華が無いなぁ。
ちょっと私は駄目です。
でもEncore1曲目でそんな気分は吹っ飛びました!
"Wild Heaven"!!しかもこの曲までスタジオ・ヴァージョンに忠実!ライヴで忠実に演奏してるの初めて聴きました!
疾走感も凄いし、これまで聴いてきた"Wild Heaven"の中でも、このヴァージョンは最高ではないでしょうか。
そして2nd Encoreは、最初に小室さんが登場してから"Get Wild"!
最初、"Get Wild89"風の出だしだったので、あ~、やっぱりこの曲だけは、このアレンジか~!と思ったら、スタジオ盤のイントロが!
おいおい、無茶苦茶良いアレンジじゃないか~!というわけで、このライヴ、生で観たかったわ。
こんなに全曲オリジナル通りに聴けるライヴなんて、これまであんまり無かったのでは……??(知らないだけかもしれないけど)
ファンは購入マストな1作です。
ところで、木根さんのサングラス、あんま似合ってなかった(笑)
2010年01月25日
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邦楽(DVD)
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読み終わった
(2010年01月25日)
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女性シンガー・ソングライター、ニッキー・ジーンの1stアルバムです。
