何かで予告を観てから、気になっていた作品。久々に無駄なものを削ぎ落とした映画を観られました。
主演のジェラール・ランバンがめっちゃくっちゃ格好良くて(若干お腹は出ているけれど、あの背中!胸板!)、観終わってグーグル検索したら、若い時の彼はそこまで格好良くなかった。やっぱり年の功でしょうか。
実在の人物に実在の事件を扱ってはいるものの、ノンフィクションではないので、一連の事件や人物に疎い私には、どこまでが本当でどこまでが虚構か分からないのですが、怖い世界ですね。最後の方で、カードみたいなもので人を殺したシーンでは、その気になれば何でも凶器になるのなだなあと思ったり。
私のような娑婆に身を置く者には、あまりえらそぶったことも言えないですが、なんとも言えない気分になります。わんことクリストが殺されたところが一番悲しかった。戦争映画とは違った意味で、命ってなんなのでしょうと考えさせられます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
洋画(ヨーロッパ)
- 感想投稿日 : 2013年11月23日
- 読了日 : 2013年11月23日
- 本棚登録日 : 2013年11月23日
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