X-MEN:フューチャー&パスト 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
映画館で観られなかったのですが、DVDで観て、声を大にして言いたい。映画館で観るべきだった!と。やっぱり、こういうアクションは大きなスクリーンで観ないといけませんね。以降、肝に銘じておこうと思います。
さて、内容。なんと、プロフェッサーX2人、マグニート2人という豪華絢爛な今作。旧シリーズ(で良いのだろうか。X-MENシリーズ)と新シリーズ(First Generationからくるシリーズ)、どちらのファンも楽しませてくれる内容になっています。ジェームス・マカヴォイとマイケル・ファスベンダーが嫌いなわけではなくて、でも、彼らがプロフェッサーXとマグニートを演じると、パトリック・スチュワートとイアン・マッケランはもう観られないだろうかと寂しく思っていたところ、なんと4人とも観られるという涎必須の展開に。プロフェッサーX同士が会話をするあのシーンは、感動します。老プロフェッサーに言われた言葉を、若プロフェッサーが使うシーンは、同じ人間のはずなのに、まるで親子のようで、こういうジェネレーションの在り方もあるのかもしれないと感動しました。
大好きなストーム様が、ハル・ベリーの妊娠と共にシーン激減していたり、未来で頑張っているミュータントのみんなが恐ろしすぎるセンチネルに情け容赦ないやり方で殺されていくシーンを一回だけでなく数回見せられたり、未来で戦うマグニートに「イアン、お身体を労わってください!」と公私混同?してしまったり、若マグニートの傍若無人な振る舞いに、「マイケル・ファスベンダーでも許さないぞ」とこれまた現実との境目がわからなくなって怒ったり、色々とやきもきしましたが、あのエンディングは良い。
ニコラス・ホルトのビーストが大好きなので、願わくば次作も彼でありますように。
娯楽作品として正しいといいましょうか。クイックシルバーのアクションで笑いをとり、マグニートの野球場戦術で度肝を抜き、プロフェッサーXのスピーチに涙し、最後のミスティークににやりと笑う。アメコミ原作映画だったら、ダントツでX-MENが好きです!
- 感想投稿日 : 2015年8月6日
- 読了日 : 2015年8月6日
- 本棚登録日 : 2015年8月6日
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