清五郎に ほの字お庸。
毎度、読むが、このお庸のぶっきらぼうのべらんめい言葉は、関西出身者には、調子が狂う。
5編からなるが、どれもこれも、短くて、すぐに読めてしまう。
今回は、「秋時雨の矢立」で、松之助の行方不明の父修蔵が見つかり、親子の間の言葉に窮していたら、手紙にすればよいと、、、、
今年の「一筆啓上賞」で、大賞の1篇に、小学生2年の男の子が、『ママへ』 「ごめん」って言えなくて ぼくの口があかないんだ 口に力が入って。手に力を入れて書くよ。ごめん
が、選ばれていた。
そんな気持ちが、分かるような本の内容であった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年2月3日
- 読了日 : 2017年2月3日
- 本棚登録日 : 2017年2月3日
みんなの感想をみる