本朝金瓶梅 についてのきものコンシェルジュさんの感想

ログイン
ゲストさん [ 新規登録 ] [ヘルプ]

きもの図書室 »

着物の入門書・実用書から、着物を語ったエッセイ、着物が出てくる小説、染織・技法に関する専門書まで、「きもの」がキーワードのライブラリー

53人が登録 ★3.09 このエントリーを含むはてなブックマーク Delicious Yahoo!ブックマークに登録

著者: 林 真理子
文藝春秋 / 単行本 / 239ページ / 2006-07
ISBN/EAN: 9784163251301
価格: ¥1,380

きものコンシェルジュさんのタグ

まだタグがつけられていません。

きものコンシェルジュさんのレビュー

■花のお江戸の色事、秘め事、キモノ描写も艶かしく----贅沢な繻子足袋。…(略)…しゃれた短い仕立ての黒八丈の羽織、路考茶の縮緬。博多の帯あたりからは香を浸み込ませたかおりもして、まずは見事な男ぶり。顔立ちのよさときたら言うことなし----と、江戸で「今助六」とよばれた評判の遊び人、西門屋の慶左衛門。そんな慶左衛門が思わずうなったイイ女は----ぐるり落としの髪に、縞縮緬。流行りの黒繻子の帯という粋な作り。しどけなく座る裾からは、緋の襦袢がちらりとみえる。色白の丸顔に、眠たげな切れ長の目が何ともいろっぽい----おきん という大したたまの女。人妻にして、慶左衛門の妾となるべく、思い立ったら亭主殺し。西門屋の本宅は妻妾の奇妙な同居。色事、秘め事、嫉妬から殺人までの何でもあり。何度も発禁の憂き目をみた中国の恋愛古典「金瓶梅(きんぺいばい)」を、新たに江戸を舞台に、落語の様な軽快な語り口で綴ったのが、この「本朝(ほんちょう)金瓶梅」。着物通の作者だからこそ描ける、粋な着物の着こなし、描写。麻の葉、青海波、鹿子の文様の着物と襦袢からチラリと見える、おきんの素足。表紙のおきんはどなたも惑わせます。 【R18・成人男性向け?・粋人向け】 (と)
2006年08月16日 10:47:49

このレビューへのコメント

コメントはありません。

お気に入りに登録してくれた人

きものコンシェルジュさん
登録アイテム数:
84
レビュー数:
57件»
/ レビュー率: 67.9%
コメントされた数:
0件
お気に入りしたレビュー:
0件»
お気に入りされたレビュー:
0件»
フォローしている:
0人»
フォローされている:
0人»
第1回「ブクログ大賞」

タグ

  • まだタグがありません。

この本棚の読書状況

Copyright © 2004-2010 paperboy&co. All Rights Reserved.