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着物の入門書・実用書から、着物を語ったエッセイ、着物が出てくる小説、染織・技法に関する専門書まで、「きもの」がキーワードのライブラリー
レビュー by きものコンシェルジュさん
<b>■「着物と呉服店とのつきあい方」の名言・金言が随所に<br>■着物エピソード、群ようこコレクション写真、きもの対談の楽しい着物満喫エッセイ</b><br>「きものが欲しい!」の表題から漠然とした「着物買物願望」のエッセイかと思いきや「着物が欲しい」に感嘆符(!)が3つ付いてもおかしくない「着物が好き」という熱い思いと「だからこそ(着物にも業界にも)こうあってほしい、こう(自分が)ありたい」といった着物歴30年以上の群ようこの実体験集。随所に消費者金融の「ご利用は計画的に」、タバコの「あなたの健康を害します」のように”着物選びは「意思を強固に」””正絹の着物を持つことは車を持っているようなもの””自分が気に入ることが第一条件”など頷ける名言の数々。特に「(意思を強固にせず)予算オーバーで後悔して、着物を買ったから、こんな風になった、となったら、本人も着物のかわいそうだ」の一節には、いつまでも「着物好き」でいられるための心構えや着物への愛情、また着物と呉服店との付き合い方のコツの提案と感じられる。初版の2002年、インターネット通販が浸透してきた頃に着物のネットショップ購入を挑戦し、便利さを見出している点などは、呉服店や展示販売会が「なぜ敬遠されるのか」を関係者に省みてもらいたい点。勿論、着物通であるからそこ、若い着物ファンに「たとえ買えなくても、いいものを美術館でも沢山見て貰いたい」というメッセージも。手前味噌になるけれど「『<a href="http://www.kimonoseikatsu.com/calendar/calendar.cgi" target="_blank">きもの展示会・展覧会情報</a>』はなかなか?」と思った。(笑)エッセイの章毎に、きもの対談(佐藤愛子、平野恵理子、篠田桃紅)が丁度よく入り、エピソードの着物の写真も掲載され、本としての構成・娯楽的バランスのよい、気軽に読める一冊。【着物好き一般向け】(と)
登録日 : 2006年11月24日 14:21:28


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