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着物の入門書・実用書から、着物を語ったエッセイ、着物が出てくる小説、染織・技法に関する専門書まで、「きもの」がキーワードのライブラリー
レビュー by きものコンシェルジュさん
<b>■着物と人間、仕事と暮らしのルポルタージュ</b><br>博物館勤務の著者が民俗学的な切り口で、着物と文化と関わる人を取材した労作。まえがきでは「絶滅危惧生物であればすでに繁殖可能個体数割ってしまった状態かもしれない」と着物は評され、現代のきもの産業従事者は厳しい現実を呈しています。しかし、仕事着として着物を必要とする人達の姿、着物が好きで日常着としている人達の姿、着物の手入れと再生に従事する人達の姿等を取材することにより、着物には伝統と歴史と、多様な分野の人々の支援とニーズがまだまだあることが描きだされていきます。そこに感じられるのが著者の「着物が博物館に飾られるようになっては困る」という熱意。「着物=晴れ着、特別な衣装」ではなく「着物=日本人が長年着て来た衣服=着(る)+もの」の観点で、鵜匠の衣服や野良着から伝統芸能の着物まで、多様な着物と関わる日本人の姿が分かる一冊。【一般向け】(と) 登録日 : 2006年11月04日 21:46:09


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