人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣

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  • 実務教育出版 (2015年6月30日発売)
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「誰かの講演会に行ったとしてもギリギリに会場に入ってひっそりと後ろに座る」

という行動をまさに今度の講演会で行おうと思っていたので本書を手に取った。

こういうこと書いていても結局作者はもともと華やかで行動的な人なんだろうなあと少し卑屈に思いつつ、読んでみた。

まずは人見知りには2種類あるとのこと。
一つは人付き合いをしなくても大丈夫な人、
もう一つは自分をよく見せたい人。

私はどちらかといえば前者かもしれない。
というと開き直っていいのかな。
いやいやそうするとこの本を買った意味がない。

まず出会う習慣。パーティーでは同じ独りぼっちの人に声をかけ続けるとのこと。
独りぼっちの人がいないときはどうしたらいいだろう。
私は前そのときはウエイターの人とひたすら話した。

次に覚えてもらうための習慣。
きちんとお礼を伝えたり話で出た話題についてメールをするなど。付き合いを形を変えて続けるということかな。
これは確かに好印象。こういう地味なことをコツコツするのは信頼できる。

さらに選ばれるための習慣。
自分をよく知ること。チャンスを逃がさないこと。
正面から勝負すること。
いうのは簡単、行うは難しい。

最後に愛されるための習慣。
お菓子配ったりメールをまめに返したり。

パーティーに行ってたくさん話すことだけが人脈を広げることではないということが分かっただけでもこの本を読んでよかったこと。

どうしても行かなきゃいけないときはもうこそこそせずに開き直ろう。
そして私はその他のコツコツできる習慣を心がけようと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年1月25日
読了日 : 2016年1月25日
本棚登録日 : 2016年1月25日

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