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きむたろさんの本棚 > 強欲資本主義 ウォール街の自爆


レビュー by きむたろさん

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金融資本が主役となってしまい本来主役であるはずの実業を営む企業が支配される側の資本家の奴隷となってしまった、1つの時代1つの資本主義の終焉が到来した、規制を受けない投資銀行は大きなBSを使うことができた、ゴールドマンはウォール街で世界最大のヘッジファンドと呼ばれる程にやってしまった、ファンドの人間は皆同じような考え方(不確実性を伴う成長は考慮せず自分達でできるコストカットしか見ない)で同じような数字しか提示しない、利益が上がらなければコストをカットするというウォール街流のやり方が全米企業に蔓延している、モノ作りができなくなったアメリカで発展したのが金融業でいまや中心産業(40%)、日本人がモノ作りを忘れて金融事業に没頭するのは日本人が日本人を止めるに等しい、アメリカは世界中に垂れ流したドルを還流するために金融に注力せざるを得なくなった、グローバルスタンダード=アメリカにとって自分達のルールを採用してくれるほど自分達の商圏支配力は増す(ボリューム→束ねる)、エクイティーが値上がっている時は借入すればするほど大きく儲ける、金融業で最も大きなリスクは「人」と「人の持つ欲」、バブルが形成して崩壊するパターンは同じだがテーマが変わるたびに損失規模は大きくなり被害も広範囲に、株主を裏切る会社と発展する会社の大きな違いは経営者の姿勢にある、PER50倍は50年分の利益、アメリカの実態のない「売るための会社」はSOX法により終息(行きすぎと規制強化はいたちごっこ)、良いアドバイスを得たければそれを期待できる投資銀行家と長期的人間関係を築くこと、ウォール街の連中は安く買い叩いてコストを削って見せかけのCFを増やして売り払う事しか考えていない(しかも他人の金で)、プレイベートエクイティーFの報酬体系(運用金額の2%&キャピタルゲインの20%)のせい、企業が将来どれだけのCFを生みだすかを「企業価値」そこから負債を引いたものが「株主価値」と考えるのが欧米流=新商品開発や未知の市場開拓ではなく「目に見える現金」=「経費の削減」しか信じない、ファンドのためだけに働く人と経営者が結託し「むしる人」それ以外全てが「むしられる人」、サブプライム問題の本質は「強欲資本主義」が貧乏人から金を巻き上げるために生み出したシステム、銀行の融資は基本的には期間5〜10年の中長期で調達は1〜3ケ月の短期資金でその金利差で収益を生む仕組み、利益を削ってでも中長期の調達に勤めBSの安定を目指すのが健全経営、長銀は公的資金注入で国有化されリップルウッドに売却された(ババは納税者負担のシステム)、ウォール街から高級官僚になるとタックスホリデーの恩恵(政治権力と金融権力の結託)、米金融部門の利益は稼ぐ前に借りて消費するという消費行動やノンリコローンに拠るもの、不良資産というババを最後に引かされる連銀→ドル価値の低下→ドル還流の停止→アメリカの破たん、ブラックストーンに投資した中国政府は株価半減により大損、資源環境の制約を認識し低所得者層に配慮し保守的な価値観を尊重し小さな政府を目指し政治を国民の手元に取り戻すならアメリカはまともに生まれ変わる可能性がある、ウォール街は徹底して追い詰められておりこのままの形では存続できない
登録日 : 2009年04月21日 14:38:29


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