異邦人 (新潮文庫)についてのkimu-bauさんのレビュー
著者:
カミュ
制作:
Albert Camus
窪田 啓作
本
/ 新潮社
/ 143ページ
/ 1954年09月発売
レビュー by kimu-bauさん
人は条理を愛する。しかし不条理を愛しはしない。
この著書の主人公はまるで論理的に破綻しており、倒錯的な思考を巡らせながら生きている。原因と結果、動機と目的が欠落した異形を我々に投げかけながらも一方ではその異形を拾い上げることに聊かの興味を湧かせてくれる。意味性の堕落、実存の曖昧性、そこに全てが詰まっている。
レビュー登録日 : 2011年11月30日
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