ぐさりと突き刺さる文章が、本文中に何か所も出てくる。
大抵の人は自分が可愛くてしかたない。
人は他人と比べることでしか、自分を知ることができないから
自然と自分と他者の不幸を比べたがってしまう。
そうやって可哀そうな自分を妄想することで、自己を肯定してしまう。
まさに自分のこと。
だから読んでいてイライラするし、嫌だなと思う。
そういう心理描写をうまく表現されているのは、やはり流石だと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年7月5日
- 読了日 : 2013年7月5日
- 本棚登録日 : 2013年7月5日
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