殺戮にいたる病 (講談社文庫)についてのまきゃおさんのレビュー
閉鎖的ミステリーと叙述トリックが好き
2011年3月から読んだ本を積んでく予定
本
/ 講談社
/ 324ページ
/ 1996年11月14日発売
レビュー by まきゃおさん
未設定
読み終わった
読了日 : 2011年12月24日
登録日: 2011年11月07日
2011-11-07T03:44:16+09:00
次々と猟奇殺人を重ねる「蒲生稔」がその異常性愛に目覚め、逮捕されるまでの約半年間。
秀逸な叙述ミステリーだと聞いていたので多少は警戒して読んでみましたが、完敗です。何ヶ所かは「妙だな」と感じる部分もあったのですが、蒲生稔のいっそ正統派といってもいいような異常ぶりに、考えるよりも先にページをめくってしまいました。単なる異常者の末路で終わるのかと一瞬不安になった辺りで、最後の台詞に戦慄。何度も読み返しては、素晴らしい技巧に惚れ惚れします。
グロテスクな描写のせいで好みが分かれるかもしれませんが、オチの破壊力、おすすめです。
レビュー登録日 : 2011年12月24日
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