スパイ小説。 『ジョーカーゲーム』の「D機関」と関係が有るのか気になったので読んでみた。 主人公はスパイじゃなくて海軍の関根中佐。舞台はスイス。周りは各国のスパイだらけ。「私は××国のスパイです」って名乗る事は無いので憶測かも知れない。 超人的な活躍をするわけでは無いけど楽しめた。 全体的に読点が多くて読み難く感じる事もあった。 実話を基にしたフィクション。 古いけど読む価値は有り。 『ジョーカーゲーム』と同じく「D機関」は登場する。しかし日本の組織じゃなくてアメリカの組織。 あだ名は、結城中佐の「魔王」に対しDは「セイント」。解説によると、『D機関情報』が書かれた頃に数冊のスパイ小説が刊行。その中の作者の1人が結城昌治。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年9月10日
- 読了日 : 2011年3月13日
- 本棚登録日 : 2013年9月10日
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