D機関情報 (講談社文庫 に 1-3)

著者 :
  • 講談社 (1978年12月1日発売)
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本棚登録 : 56
感想 : 12

スパイ小説。 『ジョーカーゲーム』の「D機関」と関係が有るのか気になったので読んでみた。 主人公はスパイじゃなくて海軍の関根中佐。舞台はスイス。周りは各国のスパイだらけ。「私は××国のスパイです」って名乗る事は無いので憶測かも知れない。 超人的な活躍をするわけでは無いけど楽しめた。 全体的に読点が多くて読み難く感じる事もあった。 実話を基にしたフィクション。 古いけど読む価値は有り。  『ジョーカーゲーム』と同じく「D機関」は登場する。しかし日本の組織じゃなくてアメリカの組織。 あだ名は、結城中佐の「魔王」に対しDは「セイント」。解説によると、『D機関情報』が書かれた頃に数冊のスパイ小説が刊行。その中の作者の1人が結城昌治。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年9月10日
読了日 : 2011年3月13日
本棚登録日 : 2013年9月10日

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