上映間近のオークランド・アスレチックスのGMビリージーンの独特のプロ野球観と選手編成ポリシーを描いた「マネーボール」。
その中に「犠打悪者論」がある。「犠打は得点になんら影響を与えていないので無駄死に過ぎない」。これがはたして事実なのか?また「ノムさんの説である“野球は投手が7割”は真実か」、「首位打者と本塁打王がいた横浜が、なぜ最下位だったのか」など、プロ野球界にはびこる俗説・永遠の疑問を綿密なデータを駆使して分析。ただ各章の分析を総合し、優勝するチーム像を描くとこうなる。
オフェンス面では1 ・2番の出塁率が高く、得点機に4・5番が打つ、ディフェンス面では6回までリードしていれば、勝率は.870。至極当たり前で、つまんない結果。なんで、パーツ、パーツで読んで、解説を聴く、監督の采配を見ると面白い。
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カテゴリ:
スポーツー野球
- 感想投稿日 : 2011年9月29日
- 読了日 : 2011年9月29日
- 本棚登録日 : 2011年9月29日
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