伏 贋作・里見八犬伝 (文春文庫 さ 50-6)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年9月4日発売)
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本棚登録 : 2654
感想 : 276
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桜庭氏の作品は2作目だが私には合わないようだ。この物語も終着点という結末は無いようにも思える。信乃は結局逃げてしまうし、あの話を聞いた処で浜路は「猟師」だから狩るという結末にしかならない。言いたいことがちょっと分かり辛い、というか分からない。
これを読むくらいなら里見八犬伝を読むべきです。ちなみに模しているところは有りますが、よく此処まで改悪したなというのが純粋な感想です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文春文庫
感想投稿日 : 2016年7月4日
読了日 : 2016年7月4日
本棚登録日 : 2016年7月4日

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