何でも読みますが、歴史もの、ミステリー系が好きです。お気に入りの作家さんは浅田次郎さん、伊坂幸太郎さん。あと、保育関係の本や絵本などもよく読みます。なるべく感想をしっかり書いていくのが目標です。
ふみふみさん
小川 糸
ポプラ社 (2010年01月05日)
小説 読み終わった
発売当時、帯にスピッツの草野さんの紹介文があり気になっていた一冊。ようやく文庫化し(ありがとう、映画化!)購入。 同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、その衝撃から声も失った主人公は仲違いをしているおかんがいる故郷に戻る。そこで、一日一組限定...
桜庭 一樹
角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年09月25日)
学園の図書館塔にいる奇妙な美少女ビィクトリアと留学生の一弥の関係がかわいらしくて良かったです。豪華客船で起こる怖ろしい事件の中で、この2人のキュートな魅力が対照的面白かったです。
あきやま ただし
金の星社 (1998年11月)
児童書・絵本 読み終わった
絵本をさがして真っ暗なおうちの中を探します。 電気をつけると、そこには・・・。 真っ暗な部屋のどきどき。電気がついたときの意外性が楽しい絵本です。おすすめ!
金の星社 (1997年06月)
この手の絵本は子ども(特に低年齢)は好きですよね。 何度も読んであげると、次に出てくるキャラクターを覚えて、ページを開く前に「次は○○!!」と叫んでおります。 扉をとんとんとん、と叩くのもお気に入りです。
恩田 陸
新潮社 (2009年07月28日)
謎の死を遂げた気鋭の脚本家と容疑者にあげられた3人の女優。一体誰が、どうやって彼を殺したのか、というミステリ・・・だけではなく。 小説内の「現実」と、劇中劇の「中庭の出来事」。さらに、劇中劇中劇「告白」の三層構造になっていて、はたして今はどの...
三浦 綾子
角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年08月25日)
戦時中の昭和を舞台に、主人公が教師を目指し、そして戦争に巻き込まれていく。 言論統制により、見に覚えのない罪に問われ、教壇を下りることとなる主人公。自由に、ものを言えない、思想を抱くことのできないことの恐ろしさを感じさせられました。 本書の...
田中 康雄
学習研究社 (2008年03月)
保育書 読み終わった
発達障害を中心に、保育における「気になる子」の対応例をQ&A方式でわかりやすく説明されています。自分の悩みと照らし合わせ、必要な箇所を読むことができるのがいいです。 どんな「生きにくさ」「かかわりにくさ」を持つ子でも、育とうという力は等しく持...
佐藤 多佳子
集英社 (2008年07月25日)
ノンフィクション 読み終わった
世界陸上大阪大会、北京五輪を戦った日本陸上男子リレーの「つなぐ力」を描いた、スポーツ・ノンフィクションです。四継と呼ばれる(100m×4)リレーの大阪大会を中心に、代表選手の一人一人の姿とそれぞれの信頼関係がとても身近に感じました。 強く感じる...
梨木 香歩
新潮社 (2000年12月)
昔、英国人一家の別荘であった洋館の「裏庭」を舞台に、孤独な少女・照美は自分自身と出会う旅に出る。 ファンタジーの要素がたっぷりで、それでいて、どこかほの暗い。 誰しもが心の中に裏庭を持っていて、そこには人には知られたくない秘密や過去や傷がひ...
山崎 豊子
文藝春秋 (2009年04月24日)
取材・執筆に10年がかかっているそうで・・・さすがの読み応えです。全4巻ですが、あっという間に読み終えることができました。 外務省機密漏洩事件を発端に、国民の「知る権利」、そしてマスメディアの「報道の自由」に対する国家機密。そして、後半は唯一...
太宰 治
新潮社 (2006年01月)
解説には作者、太宰治の内的、精神的自叙伝とある。何となく、今まで避けてきたところがある作品です。 友人、堀木とのやりとりより、「世間とは、いったい、なんのことでしょう。人間の複数でしょうか・・・(世間とは個人じゃないか)という思想めいたもの...
三浦 しをん
新潮社 (2009年06月27日)
足に故障を抱えた灰二。走る場所を失った天才ランナー、走。2人が出会ったことから、駅伝の素人たちが箱根駅伝を目指す青春ストーリーです。 灰二の熱意と強権に突き動かされて、走り始めた竹青荘の住人達が個性豊か。少しずつ走る楽しさに目覚め、自分の力量...
堀内 都喜子
集英社 (2008年07月17日)
エッセイ・紀行本 読み終わった
私の憧れの国・第1位!のフィンランド。 豊かな自然とのんびりとした国民性でありながらOECDによる生徒の学力調査でトップの成績を挙げたり、国際競争ランキングでも何度も1位になっており、国際的にも高い注目を集めている。その成長の秘密や、フィンラ...
日経WOMAN
日本経済新聞出版社 (2008年09月)
各界で活躍をされている27人の「かっこいい女性」が、20代・30代の同姓に贈るメッセージ。 著者の方々は、私には手の届かないような所で、素晴らしい活躍をされている、けれど、同じように20代の時があり、迷ったり、悩んだり、そして努力をされてきた...
宮部 みゆき
光文社 (1999年06月)
保険金四重殺人事件に関わる人物の財布が、持ち主と事件について語っていくという趣向のミステリ。財布にも個性があるのが面白い。思わず、自分の財布に目を向けて語りかけたくなります。 単純な「保険金殺人」かと思えば、もう1人関わってくる人物が出てきて...
森 絵都
文藝春秋 (2009年04月10日)
表題作を含む短編6作。短編集だと大抵、「これが好き!」「これはあまり好きじゃないなぁ」というものが少なからずあるのですが、本作は全てが良かったです。 全く違うテーマを織り込んだ物語なのですが、どの作品も読後感がよく爽やかです。「犬の散歩」や「...
小池 真理子
新潮社 (2002年12月)
恋愛小説は苦手、という先入観があったのですが、これは「恋愛小説」とは違う。何故、主人公が人を殺めてしまったのか、そして誰にも語ることのできなかった秘密とは何なのか、というミステリの要素があるのでどんどんと読み進められます。正直、片瀬と妻の雛子、...
山本 兼一
PHP研究所 (2008年10月25日)
千利休の恋、そして秀吉との確執、死を過去にさかのぼりながら描かれています。これまで、千利休とは「茶道の人」くらいしか知らなかったのですが、秀吉に重宝され、あげく死を命じられた人生を少し知ることができ、「へぇ、おもしろいな」と感じました。そして恋...
トム・ロブ スミス Tom Rob Smith
新潮社 (2008年08月28日)
スターリン体制化のソ連にて、次々と子どもの惨殺体が発見される・・・どの遺体にも共通の「しるし」を残して。 実際に起きた連続殺人事件に着想を得て描かれたという本書。「犯罪は存在しない」というソ連の建前のもと、多くの犠牲が生まれ、無罪の人が捕縛さ...
森見 登美彦
角川グループパブリッシング (2008年12月25日)
「黒髪の乙女」に思いを寄せる「先輩」は、彼女との接点を持つべく外堀を埋める作戦に勤しむ。しかし、頻発する「偶然の出会い」にも「奇遇ですねぇ!」と全く気づかない彼女。キュートな「黒髪の乙女」と一途な「先輩」。そして、自称天狗の樋口さんやさばさばと...
天童 荒太
文藝春秋 (2008年11月27日)
「死んだらみんな、仏様なのにね・・・」靖国神社に関する報道を見ていたときの母の言葉を思い出す一冊でした。 どの死も平等に悼まれるべきもの。凶悪犯だからといって、人に疎まれていた人だからといって、その死が「自業自得」ということはない。しかし、そ...
村上 春樹
講談社 (1987年09月10日)
映画化されるということで読んでみたくなり購入。村上春樹さんは「スプートニクの恋人」と「海辺のカフカ」を読んだことがあるのですが・・・ちょっと苦手意識があったんです。でも、これは良かったです。 乾いた都会の雰囲気と、対照的に自然に溢れ穏やかな療...
浅田 次郎
徳間書店 (2005年11月)
各界の名士が集う「沙高譚」。各々の名誉のため、命のため、もしくは平和と秩序のため口にすることができなかった秘密を語る―千夜一夜物語のような怪しくも不思議な5編。「糸電話」はちょっと怖かった。「立花〜」は「活動写真の女」を彷彿とさせます。私は「百年...
伊坂 幸太郎
実業之日本社 (2008年08月01日)
「その気になればね、砂漠に雪を降らせることだって、余裕でできるんですよ」 これは青春小説です!!!
講談社 (2004年04月15日)
江戸・深川の長屋に住まう店子が次々と姿を消していく・・・という時代小説です。上巻では、長屋にまつわる事件がショートストーリーのように展開されていくのかな?と思いましたが、一つ一つが関わりあって、背景に大きな陰謀が隠されているのに気づき始める。下...
東野 圭吾
文藝春秋 (2008年10月23日)
ガリレオシリーズ最新刊。 犯人と動機がわかっており、殺人方法が不明というストーリー展開は好きです。しかし、殺人方法を暴いておしまいではありません。関係がないように思われた過去が絡んできて、殺人の動機が思い描いていたものだけではなかった!!とい...
松谷 みよ子 東光寺 啓
童心社 (1969年08月31日)
大好きな1冊です!!!未満児さん向きのかわいい絵本です。 うさぎの坊やがおかゆを食べます。おかゆの中に鼻をつっこんであっちっち。泣いてはだめよとおさじさんが食べるのを手伝ってくれます。「おいしいものをおくちにはこぶ きしゃぽっぽ」「おくちのと...
講談社 (2008年09月12日)
自分が念じた言葉を相手に語らせる能力を突然身につけた一人の会社員、安藤。その能力を持ってある男に近づく。男は最近影響力を強めてきたある野党の党首、犬飼。ムッソリーニを髣髴とさせる彼は、その発言の斬新さとわかりやすさで、国民に「何かをやってくれる...
講談社 (2008年10月15日)
きっかけはインターネットで「検索」したこと。そこから、監視が始まるという、日常における情報とインターネットの怖さが感じられる物語でした。情報が手軽に手に入れられる世の中です。便利になった一方、利用する私たちには、その情報を取捨択一して正しく利用...
和田 竜
小学館 (2007年11月28日)
領民からも「のぼう様」と呼ばれ親しまれていた成田長親を主人公にした歴史小説です。石田三成率いる2万の軍勢を、たった2千で立ち向かい同等に戦った成田家臣軍。その総大将たる長親は、何をやっても人並み以下の「でくの坊」。しかし、絶大な人気があり、それが...
金の星社 (2005年02月)
あきやまただしさんの絵本はユーモアがあり、こどもにとっても人気があります。はっきりとした色彩、漫画のような面白くわかりやすい絵もいいです。 この「へんしん」シリーズは、例えば「時計、とけい・・・けいと」というように続けて言うと別の言葉になる言葉...
近藤 史恵
新潮社 (2007年08月)
第5回本屋大賞第2位受賞作です。あらすじを読んで面白そうだなぁと思い読み始めたのですが、とっても読みやすく1日もかかりませんでした。 物語の舞台はロードレース。競輪と違い、チームの中の一人の「エース」のために他の選手がアシストをし、エースを勝...
東京創元社 (2006年12月28日)
山陰地方の旧家、赤朽葉家に生きた三代の女性の取り巻く、現代までの社会の移り変わりとちょっと風変わりな一族を描いた物語。 「辺境の人」に置き忘れられ、赤朽葉家に望まれて輿入れした祖母・万葉は未来を幻視できる「千里眼」の持ち主であった。そして、猛...
講談社 (1980年09月10日)
北海道を舞台に、ヒロイン奈緒実をめぐる「愛」の形を描いた作品です。 牧師である、奈緒実の父が反対をおしきって良一と結婚しようとする娘に伝える言葉が心に残ります。愛するとは生かすこと、ゆるし続けるということ・・・。人間は過ちをおかすもので、いつ...
集英社 (2007年03月20日)
読み終わった
阪神淡路大震災の混乱の中、出会った雅也と美冬。2人は上京し、「幸せ」を手にいれるため悪事に手を染めていく。女を愛するがゆえに、その指示のまま悪事を働く男。女は成功を手にしていくが、しかし、その本当の姿とは・・・。 「白夜行」のサイドストーリー...
畠中 恵
新潮社 (2005年11月26日)
「しゃばけ」シリーズの第2弾です。しゃばけが面白かったので続きを読んでみようと購入。 体の弱い若旦那と、周囲を賑わす妖怪たちの日常と難事件をコミカルに描いています。妖怪さんたちがかわいらしく、そして体の弱い若旦那をこれでもか!!と甘やかす両親...
奥田 英朗
角川書店 (2007年08月)
元過激派の父親が巻き起こす騒動と、それに翻弄される家族を小学生の息子の視点から描いた物語です。少年の目や考え方を通してあるので爽やかで読みやすいです。上巻の不良中学生とのいざこざは「小学生も大変だなー、うんうん」と共感する一方、「子どもの世界で...
講談社 (2008年03月05日)
タイトルと帯からはあまり期待が持てなかったんです、実は。 愛がテーマ?と思ったのですが、恋心、恋愛というより兄弟愛の強い作品ではないでしょうか。犯人を探り当てるミステリーではなく、兄弟が「犯人」を警察に知らしめるためにしかける罠とその成り行き...
水野 敬也
飛鳥新社 (2007年08月11日)
面白かったです。ガネーシャの言葉が面白くってわかりやすくって、すっと心に入ってきます。私自身も「変わりたい」と思いながら「どうせ変われない」と思っていました。それは具体的な行動をせず、そして続けていないから。成功の近道は相手を喜ばせたいと思うこ...
集英社 (1999年08月05日)
廃墟ビルの中で起きた一つの殺人。その被害者の息子と「容疑者」の娘の周りで起きる様々な犯罪。しかし、何の証拠もなく、2人にはつながりがないように見える・・・。 主人公の2人の心理描写を一切せず、周りの人間を描くことで2人の行動を描いています。2...
文藝春秋 (2007年12月06日)
ものすごーく盛り上がる場面も謎もないのですが、日常の中の、一人の男の人生の中の薄暗い部分や意外な情景を丁寧に描いたミステリーかと思います。どんどんと読み進められ、私はとても好きな作品でした。こどもは、すべての暗闇にお化けを見出す。日常の些細なこ...
海堂 尊
宝島社 (2007年11月10日)
バチスタ手術の天才チーム“チーム・バチスタ”に原因不明の連続死が発生。原因の追究のため駆り出されたのは窓際万年講師の田口。そして厚生労働省の変人役人白鳥。医療現場を舞台にしたエンターテイメント・ミステリーです。医療用語などたくさん出てきますが、と...
文藝春秋 (2008年02月08日)
一週間の調査の後、対象者の死に可否の判断を下しす「死神」を主人公にした。短編です。主人公の死神、千葉。そして、それぞれのストーリーの登場人物が面白いです。個人的な印象として・・・伊坂作品の中では、「陽気な〜」と共にオシャレ感があります。映画化さ...
貴志 祐介
角川書店 (2002年10月)
母の別れた再婚相手によって、ささやかな幸せを奪われた主人公は完全犯罪に挑む、という倒叙推理小説。家族の幸せを取り戻すために殺人を計画するのですが、自分の犯行だとわかれば母も妹も悲しむ。決して犯行がばれてはいけない、と完全犯罪を成し遂げようとしま...
新潮社 (2007年11月29日)
首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の逃走を描いた娯楽作。様々な伏線や時間軸の絡ませ方が、さすがの伊坂作品ですが、うん、ちょっと物足りなさがあったなー。なんで主人公が犯人に仕立てられるのか、背後にいるであろう黒幕は何なのか、というところまで物語は...
文藝春秋 (2007年08月)
「模倣犯」のフリーライター、前畑滋子が再び登場します。私、宮部作品では「模倣犯」が一番好きなので期待大!で読み始めました。両親に殺され、自宅の床下に16年間眠り続けた少女の死体を事件発覚前に「透視」した少年。その謎を追いかけるところから物語は始...
歌野 晶午
文藝春秋 (2007年05月)
タイトルと「究極の徹夜本」にひかれて購入。まぁ、どんどんと読み進められるんですが、私的には・・・ちょっと物足りなかったんです。しかし、最後の60Pくらいで裏切られましたね。えーって感じです。どれだけ、自分が固定観念というか思い込みで読んでいたか...
講談社 (2006年09月25日)
蒼穹の昴の続編。全4巻の大作ですが、一気に読めました。張作霖の台頭から西太后の死去、中華民国の動きなど、清王朝の末期を描いた歴史小説です。自分の身を削ってでも民草のために尽くさんとする姿が悲壮でもあり、優しくもあり。中国の広大な大地と同じように...
北尾 トロ
文藝春秋 (2006年07月)
裁判と聞くと難しい、堅苦しいイメージがありますが、これはとっても軽い文章(軽すぎでは・・・と心配になってしまうほど!!)で、わかりやすく、何より面白いです。裁判員制度の導入が話題の昨今。裁判は決して人事ではありません。人生の縮図、裁判に興味が持...
角川書店 (2007年05月)
1899年。トルコ、スタンブールに留学した村田を主人公に、トルコの文化、歴史、友人との交流などを描いた物語です。異国情緒の中に、なぜか日本を感じさせる不思議な一冊です。著者のあたたかい、美しい文章が私はとても好きです。
関根 栄一 菊地 清
小峰書店 (1997年08月)
動物をユニークな絵と詩で描かれている楽しい絵本です。動物の体が、その動物の名前(ひらがな)でつくられているため、ひらがなを探す楽しさがあります。絵も、色彩豊かでかわいいです。ユニークな一冊です。
筑摩書房 (2006年02月07日)
生きていく中で、誰しもが傷ついて血を流している。それは他人からは些細な傷に見えるかもしれないけれど、当人にはヒリヒリとした痛みを伴うのだ。誰かの傷を思いやること、そして自分の傷をいたわうことを感じさせられました。「<それは傷だと思うよ>と名前を...
講談社 (2007年05月15日)
短編なのですが、どれも、周りを自分のペースに引き込む天才、陣内を中心とした話であり繋がりがあるため長編を読んでいるような読みごたえもありました。でも、短編なので読みやすい!!という一石二鳥な一冊です。子どもに関わる仕事をしている私は家裁調査官と...
角川書店 (2007年06月)
「殺し屋」なんて現実味が薄くなりそうだけど、そう感じさせず、物語の世界観にぐいぐい引っ張られる。伊坂さんはやっぱり面白い。特に会話が好きなんです。「死んでるみたいに生きたくない」そして伊坂作品にはたびたび書かれている「神様のレシピ」。しかし、本書...
さくら ともこ 吉村 司
PHP研究所 (1990年02月)
保育園に通い始めた子どもの「行きたくないよ!」と不安いっぱいの気持ちがかわいい絵とテンポのよい簡単な文章で描かれています。いっぱい遊んで、最後には「帰りたくないよぉ!」と泣き出す・・・というとってもかわいい絵本です。保育園の通い始めに呼んであげた...
新潮社 (2000年05月)
「本の雑誌」や映画化でも話題だったのですが、ようやく購入。著者も初めてだったのですが、読みやすいし、複雑な心情もあっさりときれいな言葉で綴られていて良かったです。落語を題材に、人とのコミュニケーションや自信を持つことが面白く描かれています。落語の...
たかの てるこ
幻冬舎 (2002年03月)
アジア、インドの紀行本。著者が海外一人旅にはまったきっかけや魅力が面白おかしく描かれており、一気に読めました。著者は小心者だと自分で書いていますが・・・こんな風に大らかに現地の人とコミュニケーションをとろうとする姿はすごいの一言。私にはできない、...
あさの あつこ
角川書店 (2005年07月20日)
タイトルと「書きたかった物語」に惹かれて購入。ちょっと感情移入ができなかったので評価辛いです。内容としては、アパート火災で焼死した少女の死に不可解さを感じた少年2人がその真相を探る、というもので、少年の友情でも仲間意識とも言いようのない繋がりと、...
光文社 (2002年09月10日)
主人公・青木淳子は「念力放火能力」という力を持った異能力者。その力によって社会では制裁できなかった悪、犯罪者を炎上させ始末する、というサスペンス?です。いわゆる超能力をもった人間がいる、ということが話の主格になるのですが、「超能力なんて夢物語、フ...
新潮社 (2006年09月)
亡友の実家の「家守」をすることになった主人公綿貫征四郎と庭、池、電燈つき二階屋とののびやかな日々の記録。四季の移り変わりが大変に美しく、時折現れる河童や小鬼、狸に亡友・高堂の存在が物語りになんとも不思議な情感を与えます。「百年少し前の物語」だそう...
加藤 廣
日本経済新聞出版社 (2007年04月21日)
「信長の棺」「秀吉の枷」に次ぐ本能寺三部作の完結にあたります。信長の遺骨をめぐった歴史ミステリーです。本作は光秀の娘婿明智左馬助を主人公に光秀側の視点で本能寺の変が描かれています。人物像だけを思うなら、信長、秀吉よりはるかに好感のもてる律儀な人物...
三崎 亜記
集英社 (2005年01月05日)
となり町との戦争がはじまる。という書き出しではじまる独特の話、でした。主人公と同じように、この「となり町との戦争」の実態が掴めないまま読み終わりましたが、これも一種の「戦争」を描いた話であるのかな、と思わされました。私達、戦争を知らない世代にとっ...
文藝春秋 (2000年10月)
予備校受験のため上京した孝史は宿泊したホテルで「ひどく暗い」男に出会う。2月26日、ホテル火災に巻き込まれた孝史はその男、平田に助けられ昭和11年の東京に降り立つ。今まさに二・二六事件が起きようとする帝都、東京を舞台に蒲生邸主の自殺と時間旅行を描...
新潮社 (2005年04月)
5つの視点から物語は進みます。画商の戸田と新進画家の志奈子。泥棒の黒澤。神に憧れる青年の河原崎。不倫相手との再婚を目論む精神科医京子。そして失業中の豊田。そして、彼らとそれぞれの物語に関わる人たちが微妙に重なり合い、独立しており、そのバランスが...
吉田 康弘
メディアファクトリー (2007年03月)
富山県高岡市と東京を舞台に主人公、優介の葛藤とパワフルなお母ちゃん智子との親子関係を描いた青春小説。大竹しのぶ出演の映画「キトキト!」の原作です。富山出身の私としては方言が大変に心地よく、そして富山弁にルビがうってあるのがウケました。ルビないと...
祥伝社 (2006年02月)
百発百中の銀行強盗4人組、のはずが逃走中に折角の「売上」を横取りされる・・・奪ったのは誰?どうして奪われた??この死体は一体???X氏は何者????ぽんぽんとテンポよく物語がすすんでいきます。4人のキャラクターが魅力的です。嘘を見抜く天才、演説...
新潮社 (2006年06月)
2つ年の離れた仲の良い兄弟、泉水と春。2人の住む仙台では謎のグラフィックアートと連続放火が多発する。謎解きに乗り出した兄と父と、そして弟。連続放火にまつわる「ルール」を辿り真実に辿りつく、という物語です。伊坂幸太郎さんは初めて読んだのですが、い...
文藝春秋 (2002年02月10日)
著者の直木賞受賞作「容疑者Xの献身」にも登場する、物理学者の湯川助教授と草薙刑事が登場する、短編ミステリー。短編なので、非常に読みやすく、面白いですよ。トリックや事件の真相に理系分野が出てきます。文系の私は「ふ〜ん、そんなことができるんだぁ」と...
ロアルド・ダール クェンティン・ブレイク
評論社 (2005年04月30日)
ジョニー・ディップ主演で映画化もされたイギリスの児童書です。世界一広大で有名なワンカのチョコレート工場に招待された5人の子ども達。一人、また一人とチョコレートの川に飲み込まれたり、風船みたいに膨らんだり・・・。ブラックユーモアいっぱいの物語です。...
新潮社 (1970年05月)
ドラマ化の影響で読み始めました。なかなか活字が多い、金融関係の話で読むのに時間がかかりましたが、面白かったです。「銀行」を舞台に金融編成の各人の思惑ややりとりも面白かったのですが、華麗なまでの閨閥作り、そして万表家の隠された家族関係といった「人間...
日本経済新聞社 (2006年04月18日)
処女作「信長の棺」に続き、本能寺の変にまつわる秀吉の死までを描いた歴史物です。この作品での本能寺の歴史的解釈は私は結構好きですね。うなずける。秀吉ものは何となく読まず嫌いのところがあったのですが、面白く読ませていただきました。秀吉の人たらしの部...
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2006年04月04日)
ダン・ブラウンはダヴィンチ・コード以来好きです。これは、処女作だそうで「天使と悪魔」「デセプション・ポイント」の後に読んだので、ちょっと評価低めですが、一気に読めました。NSA暗号官が主人公で国家安全保障とプライバシーの問題を軸にした情報テロのお話...
光文社 (2006年10月21日)
短編です。それぞれの物語にそれぞれの過去があり、縛られたり、振り返ったりしながら暮らし、そしてその想いに対峙する11編。中には見えるはずのないものと遭遇するという非日常的な要素もあるのですが、それも日常の一部なのかな、と思います。不思議な感覚が...
新美 南吉 いもと ようこ
金の星社 (2005年08月)
新見南吉さんの代表作の一つ。絵は大好きないもとようこさんです。この話は小さいときから大好きだったのですが、大人になってから読むと、また違った温かさを感じます。雪の眩さを「目になにかささった」と、冷えた手を「おててがちんちんする」と表現する子ぎつ...
真保 裕一
コネなし、金なし、完全無党派で衆院選に出馬する高校時代の友人とそれを応援することになった主人公の話。政治には・・・興味がないわけではないのですが無知です。けれど、おもしろくってどんどん読めたし興味もわきました。やはり一国民として政治に関心がない...
文藝春秋 (2004年05月27日)
新選組副長土方歳三と島原天神、糸里の恋愛を軸に芹沢鴨暗殺にまつわる歴史もの。土方も芹沢もそして平山もかっこいいんですが、女の目線からみると「ひどいや、サイテー!!」感がいなめない・・・。でもおもしろかったです。糸里が本当にけなげです。方言が好き...
椎名 誠 高橋 昇
集英社 (1995年06月20日)
私が密かにモンゴルに恋している理由です。タイトルにあるように、青々とした草原を馬で駆けたら気持ちいいだろうなぁ。日本にはない暮らしがそこにはあって純粋に憧れました。椎名さんの旅の本は好きです。自分がいけないところにちょっと行けたような気になれる...
リリー・フランキー
扶桑社 (2005年06月28日)
新聞や本屋さんで話題になっていたので読んでみました。リリーさん好きですし。文章がきれいで好きです。そして親子ものには弱い私。予想以上に感動しました。いろいろな親子の形があると思うけど、リリーさんはまた少し変わった関係があり、だからこそお母さんと...
文藝春秋 (2005年08月25日)
直木賞受賞作ということで読んでみましたが、実は東野さんの作品はこれがはじめて。ミステリーは好きなんですがね。自分なりに推理しながら読んでいたのですがいい意味で裏切られたかな?やはり、ミステリーは裏切られないと面白くない!!テーマは愛する故の殺人...
キヨノ サチコ
偕成社 (1986年08月)
ノンタンシリーズは文章のテンポが魅力的です。特にこれはちらかしたままのお部屋を「ぱっぱらぱらら、ちらかしっぱなし」とコミカルに描かれており、保育の中でも子どもたちに読み聞かせては「いーけないんだ。ぱっぱらぱなしはいけないんだ〜」と使わせてもらっ...
文藝春秋 (2002年09月)
新選組といえば、近藤勇、土方歳三、沖田、斉藤・・・と有名な隊士がたくさんいますが、この主人公は吉村貫一郎。守銭奴と蔑まれても、誰よりも優しく強い一人の隊士の生涯に本当に涙が止まりませんでした!!何度読んでも感動します。貫一郎と大野次郎右衛門の絆、...
よこた きよし いもと ようこ
金の星社 (2004年04月)
いもとようこさんの絵がとぉってもかわいい一冊です。簡単でかわいい文がそえられ、左側のページには大きくひらがなが書かれています。筆順ものっており、字に興味をもちはじめたお子様にオススメの一冊です。
日本経済新聞社 (2005年05月25日)
主人公は「信長公記」を記した大田牛一。本能寺炎上、信長の遺体にまつわる歴史ミステリーで、読みごたえがありおもしろかったです。私は織田信長が好きで読み始めたのですが、主人公の大田牛一についても細やかに描かれており興味がわきました。
新潮社 (2005年09月21日)
不運な御徒士、彦四郎が貧乏神に取り付かれるお話。とにかく貧乏神たちがかわいく、主人公とのかけあいがおもしろかったです。他にはない一冊。
双葉社 (2006年06月)
短編です。タイトル通り怪しく不思議な物語ですが、少しも怖くはなくじんわりろしました。私は「遠別離」が好きです。
講談社 (1996年04月17日)
新王朝にまつわる壮大な長編小説です。主人公・春児のひたむきな優しさや西太后と光緒帝の他人からは見えないつながり。それぞれがそれぞれに国を想い人をおもいやるこころにじんときます。涙がとまらない一冊。私は下巻での一節「知恵も力も何もいらない。やさしさ...
(1972年05月00日)
新選組副長・土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎さんの代表作ですよね。新選組結成前の多摩での若き日から函館五稜郭で戦死するまでのお話。新選組での華やかな活躍も好きですが、私は会津若松から函館へと奮闘する後半が好きです。これで完全に土方好きになりました...
兵頭 恵子
鈴木出版 (2003年12月)
子どもや保護者との関わりの中で、職員間の中で、自分自身の中で、悩んだとき困ったとき落ち込んだときにヒントになることがたくさんつまった一冊です。簡単な文章とかわいい挿絵で読みやすく、すっとこころに入っていきます。 一ヶ月に一回は読み返さないといけ...
劇団ひとり
幻冬舎 (2006年01月)
短編なのですが、それぞれが少しずつつながっていて、そのつながりが面白かったです。人は人とつながっていたいんだと思わされます。芸人さんの著作ということで興味があり読んでみたのですが、まぁ、良かったですよ。多才な人だなぁと。
福永 令三
講談社 (2006年09月16日)
青い鳥文庫から出版されているシリーズ第一作の初稿版(一部訂正あり)です。 家出をしたゴールデン王様を連れ戻すために、シルバー王妃とユカちゃんが12か月を旅しながら、王様の家での原因となる王妃の12の悪い癖を改めていくお話です。 色彩豊かな、素...
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