人斬り半次郎 幕末編 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2007年6月22日発売)
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感想 : 8
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「今に見ちょれ。俺はこの腕一本できっと…」。半次郎の口ぐせだった。姓は中村、鹿児島城下の藩士に“唐芋”とさげすまれる貧亡郷土の出ながら剣は示現流の名手、精気溢れる美丈夫で、性剛直である。時は幕末、ふとした機縁で西郷吉之助に見込まれ、国事に奔走するが、卓抜の剣技は血なまぐさい暗殺を重ね、“人斬り”の異名は、次第に高まってゆく。激動する時代の中に一快男児の熱血の半生を描く、傑作小説の前編。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 池波正太郎
感想投稿日 : 2012年3月24日
読了日 : 2008年7月14日
本棚登録日 : 2008年7月14日

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