勝海舟(二) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1968年12月3日発売)
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開国か攘夷か。黒船の威嚇を背景に条約締結を迫る列国を前に、国論は真二つに分断された。折しもオランダから到着した新造艦咸臨丸。この日本初の遣米使節艦艦長として、勝は安政7年、福沢諭吉、中浜万次郎らを率い渡洋の壮途につく。しかし、数知れぬ困難を乗り越え、異国の風土を目のあたりにして帰国した時、大老井伊直弼は暗殺され、物情は騒然、幕府の権威は地に堕ちていた。

1996年6月17日初読

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説 日本
感想投稿日 : 2008年7月8日
読了日 : 1996年6月17日
本棚登録日 : 2008年7月8日

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