大化の改新のあと政権を保持する兄天智天皇の都で、次第に疎外される皇太弟大海人皇子。悲運のなかで大海人の胸にたぎる想いは何か。額田王との灼熱の恋、鬱勃たる野心。古代日本を震撼させた未曾有の大乱の全貌を雄渾な筆致で活写する小説壬申の乱。吉川英治文学賞受賞作。
1997年7月27日購入
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黒岩重吾
- 感想投稿日 : 2008年7月20日
- 読了日 : 2008年7月20日
- 本棚登録日 : 2008年7月20日
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