前411年から前362年までのギリシア史(原題 は『ヘレニカ』)。トゥキュディデスが筆を おいたペロポネソス戦争末期から語り始 め、コリントス戦争、「大王の平和」を経 て、テバイ軍がラケダイモン・アテナイ等 の連合軍と対抗した「マンティネイアの戦 い」に至るまでが語られている。哲学者で もある著者の筆は、戦争の経緯のみなら ず、諸ポリスの内部事情や将軍たちの利害 までも如実に描く。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
古典 海外
- 感想投稿日 : 2015年7月15日
- 読了日 : 2015年7月15日
- 本棚登録日 : 2015年7月15日
みんなの感想をみる