誘蛾燈 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2002年12月13日発売)
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本棚登録 : 48
感想 : 3
5

『妖説血屋敷』
 殺害された叔母。遺産相続人だった少女にかかる容疑。しかし、犯人と名乗る男の自殺。殺人事件の真相は?

『面』
 老博士の妻と恋に落ちた男。しかし妻は博士から逃げられないと言う。博士が作り上げた女とは?

『身代わり花婿』
 ある貴族依頼で花婿の身代わりになった男。花嫁に本気で恋をしてしまい・・・。

『噴水のほとり』
   噴水のほとりで噴水の音を聞き少年が聞いた殺人事件。犯人を特定するが・・・。

『舌』
 人間の舌を販売している店。その舌の持ち主にまつわる話。

『三十の顔を持った男』
 ある雑誌社で企画された探偵ゲーム。期日以内に変装した男をさがしだせ。しかし、その男が殺されそっくりな男が現れる。

『風見鶏の下で』
 妾として囲われる女。かつての住人が使っていた秘密の部屋を見つけ、そこに住んでいた男と出会い恋に落ちるが・・・・。

『音頭流行』
 やらせコンテストに協力する女。しかし、そのコンテストに夫に捨てられかけている女が出場し・・・。

『ある戦死』
 戦死した友人。そして残された人々の恋の話。消えた恋人の真相は?

『誘蛾燈』
 男を誘い込む女の部屋の光。かつて無実の罪に落された男の弟の運命は?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 横溝正史
感想投稿日 : 2013年9月6日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年9月6日

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