つげ義春は外れなく全短編がよいなー。
特に「海辺の叙景」は解説で糸井重里が絶賛するとおり、大傑作。
言葉で語られることのない「愛」や「恋」や「憧れ」が、まさに絵で、漫画で、描かれていた。
またそれとは逆に、好色な男女(特に顔つきや太めの体)を描かせると天下一だ、とも改めて思う。
つげ義春って実は色ものではなくものすごく絵が巧いのではないか、と今回にしてようやく気付く。
▼第1話/紅い花▼第2話/李さん一家▼第3話/通夜▼第4話/海辺の叙景▼第5話/西部田村殺人事件▼第6話/二岐渓谷▼第7話/ほんやら洞のべんさん▼第8話/女忍▼第9話/古本と少女▼第10話/もっきり屋の少女▼第11話/やなぎや主人▼第12話/庶民御宿▼第13話/近所の景色
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2016年7月13日
- 読了日 : 2016年7月13日
- 本棚登録日 : 2016年7月13日
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