女學校 (中公文庫 い 101-3)

著者 :
  • 中央公論新社 (2006年2月1日発売)
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本棚登録 : 156
感想 : 23
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話はマトリョーシカ構造と言おうか、たまねぎ構造と言おうか、夢の中の夢の中の夢構造と言おうか。
女学校を甘美に語らっていたかと思いきや、急に下卑た口調で、すべて嘘だよ、と。
夢のような記憶は一転、悪夢や幻想の類いとなる。
小説ならではの「見えない」記述が効果的だ。つまりこういう小説が好きだ。
でも、タカハシマコによる漫画化希望。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学 日本 小説 最近 /女性
感想投稿日 : 2017年8月8日
読了日 : 2017年8月8日
本棚登録日 : 2014年6月13日

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