1日ひとつだけ、強くなる。

著者 :
  • KADOKAWA (2015年7月13日発売)
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感想 : 63

プロゲーマーの梅原大吾さんの著書。
スト2から続く2D格闘ゲームでトップを走り続けているプレイヤー。
格闘ゲームはかじった程度の自分でも、あの大逆転劇の動画には興奮したものだ。

しかし中身は勝手ながら思っていたゲーマーというイメージからかけ離れた、実直かつストイックなアスリートのようなメンタリティの持ち主。

合理的に物事を捉え、自分が成長を続けるためのコントロールを淡々と積み重ねていらっしゃるのだろう。その日々の中で感じた梅原さんの言葉は、自分の日々の生活の中でも(勝負がかかる場面といえばもっぱら仕事ですが)通じるものが多い。

その中でも自分が非常に頷けるものだった言葉をいくつか引用する。

> 成果は各場面の「勝ちの総計ではない」
局所的に最適化された結果の積み重ねで、全体の勝利が得られるわけではない。全体の勝利のためのポイントは何かを抑えた上で、取捨選択を行うことが大事なのだ。

> 「うまくいかなかったから修正する」ではもう遅い
これはシビアな勝負の世界にいるからこその勘なのだと思うが、自分の周りにいるトップランナーやエースと呼ばれる人たちにはこういう勘というか、メンタリティが備わっている。

>1日ひとつだけ、成長をメモする
>自分にしかわからない小さな成果を「自信」にする
これは自らを振り返る上で、ハードルを低くしたとても良い方法。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年2月6日
読了日 : 2017年2月6日
本棚登録日 : 2017年2月6日

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