暴力の哲学 (シリーズ・道徳の系譜)

著者 :
  • 河出書房新社 (2004年5月21日発売)
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本棚登録 : 125
感想 : 10
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なんだかよくわからない本だった。暴力をどのような枠組みで考えるか具体的な説明を欠いたまま、本書は話を進めていく。そして出てくる結論が「暴力の拒絶は反暴力ではない」という点。この結論を得るまでにすごく遠回りしたような感じ。様々な哲学のモザイクで成り立っているような本で、その関連性がよくわからないところがある(もちろん、オモシロイと思ったところがあるが)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2014年5月5日
読了日 : 2014年5月5日
本棚登録日 : 2014年5月5日

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