その三。
中学二年の春、三年生の先輩を見送る卒業式の日から、今度は自分が後輩に見送られるまでの、亜樹の一年間。
がんばっても強くなれなくなってしまった卓球。
一緒にいて居心地が悪いわけではないけれど余り喋らない藤本さん。
ヒステリックな母親と、自由奔放な叔母。自分の道を見つけた姉。
波風を立てないようにやってきた自分は、他人の影響をすぐに受けて揺らいでしまう。
すーーっと心に染みてくる、瑞々しい一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
乙女的
- 感想投稿日 : 2009年3月31日
- 読了日 : 2009年3月31日
- 本棚登録日 : 2009年3月31日
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