身体の文学史 (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社 (2010年2月25日発売)
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感想 : 3
3

いやはや危険な本である。
危険というのは、悪という意味ではない。

「ああすれば、こうなる」という因果関係。
これが自然の摂理だと思っていた自分だが、それを真っ向から打ち崩され、今、意識が混濁している。

そう、因果関係など、脳みそが都合良く作り出した、人工物に他ならないのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・思想
感想投稿日 : 2010年10月23日
読了日 : 2010年10月23日
本棚登録日 : 2010年10月23日

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