レビュー by kobatakuさん
内藤『パワーロジック』
■ 人間の心は「情報量」ではなく「質」で動く
□ 私たちは、長い情報よりも短い情報の方を生理的に好む
□ 人を動かしたいのなら、次のような問いかけを自らに発することが大切。
□「私の話を半分に削ったら、どうなるか?」
□「私の話で、本当に大切なポイントはどこか?」
□「私の話には、余計な内容が含まれていないか?」
□「私の話は、一言で表現するとしたら、どうなるのか?」
■ 人を説得したいなら、1つのポイントに絞り込む
□「1つだけ、言いたいことがあるんだけど…」とポイントを絞って指導する。
□ ポイントを絞ると、何に気をつければいいか、すぐに理解できる。
■ 会話は、長くとも「3秒」で区切る
□ 人間の呼吸はおよそ3秒のリズムを持っている。
□ 人にメッセージを訴えるときにも、3秒で話せるようにフレーズ化しておくことが大切。
■ 心に訴える「鮮明効果」を狙う
□「たとえ話」は、私たちの五感を揺り動かす効果がある。(鮮明効果)
□「たとえば…」「こういう話があって…」という言い方で、相手のイメージを喚起する。
■ 身近なものと比較し「イメージ」を喚起させる
□ どんな相手にでも理解できる言葉で説明できる能力を身につけること。
■ 無関係な点を「褒めておく」と、別の頼みごともしやすくなる
□ 相手の自尊心をくすぐるようなせりふを言っておき、「実はお願いしたいことが…」と切り出す。
■ オシの強さはマイナスにしか働かない
□ 他人の心を気持ちよく動かしたいのであれば、なるべくソフトな口調で会話を進めることが大切。
■ 人は話の内容よりも、それを語る当人の熱っぽさや身振り手振りなどの方を重視する傾向にある。
□ 会話に抑揚をつけること。平坦な話し方では情感が伝わらない。
□ 意識的に強調点にアクセントをつけたり、大きな声を出すようにするなどの工夫が必要。
第2章 上司を動かすパワーロジック
■ 上司はあなたの「態度」に反応している
□ 部下の好意的な態度が、上司の好意的な態度を引き出す。
□ まずはあなたから場を和ませるような努力をしなければならない。
■ 相談する必要の「ない」ことを相談する
□ 私たちは、相談されると、自分が何か重要な人間、特別な人間になったような錯覚を起こす。
□ 小さな問題を小分けにして、頻繁に相談すること。それが上司に好かれるコツである。(単純接触効果)
■「ポジティブ」な言葉で動かす
□ 人間にとって、「耳にやさしい」表現とは、ポジティブな意味合いを感じさせてくれるかどうか。
□ 上司を説得するに当たっては、できるだけポジティブな側面に注目させたほうがいい。
■「褒め言葉」で文章を結ぶ
□ 日本語には「文末決定性」という特性がある。
□ 日本語では、終りを褒め言葉で結ばないと、心から褒めたことにならない。
■ 余計な話はせずに、「事実だけ」を伝える
□ わざわざ自分の意見を主張しようとするから、かえって上司も反発して上手くいかない。
□「こういうニュースをご存知でしたか?」「この記事をぜひご覧になって下さい」と報告するだけで十分。
■ 上司の性格が「せっかち」な場合
□ 結論をいきなり出してしまう「アンチ・クライマックス法」での説得が上手くいく。
■ 上司の性格が「のんびり」な場合
□ じっくりと論点や調査データなどの理論付けをしながら、後半に結論を持ってくる「クライマックス法」が効果的。
■ 上司が「新しいもの好きで、流行に流されやすい」場合
□ 理由が弱くても、「最新の」「流行の」「新しい」という言葉を盛んに使えば、心が動かされる。
■ 上司が「保守的」な場合
□「いかに現状が維持されるか」という観点から、オーソドックスな提案をした方がいい。
■ 情報は必ず「捻じ曲がる」ものである
□ 情報の歪みをなくすには、メモでも走り書きでもいいので、とにかく文書に残すクセをつけること。
□ 記憶違いやうっかりミスをなくすには、上司の言葉を「復唱」するクセをつけるのもよい。
■ 1回の「大説得」より、100回の「小説得」で動かす
□ 上司への訴えを気軽に考え、小さな説得を何度も行う作戦を実行する。
□ 小説得を繰り返す場合には、それを裏付ける根拠をなるべく小出しにすることが大切。
レビュー登録日 : 2010年06月22日
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