いまや人気作家となってしまった勝間和代さんの本です。
ちょっと余計なことを書くと、最近勝間さんの本は写真が大きく出ていて、
しかも神々しい感じの写真なので若干宗教的な怪しさを感じてしまっています。
でも、彼女の本を読むと面白く、様々示唆があり、良い本だなと読み終わると結局満足しています。
(要するに少し神々しい感じは抑えて欲しいなということです)
さて、この本は前半の書き物的な部分と、後半のパズルの部分との二部構成になっています。
はっきりいってどちらも面白いですが、自分としては前半のほうが読んでいて考え方がわかる気がしてよかったと思いました。
クイズ本では『ウミガメのスープ』というのが良書らしいので、読んでみたいと思いました。
【内容】
おそらく、この本を手にとってくれたみなさんの中で、いま、自分がやている仕事に十分満足しているという人は、少数派だと思います。
多くの人が、自分はもっと想像的な仕事をしたい、頭を使った仕事がしたい、と願っているのではないでしょうか。
しかし、そう願っているだけでは、ダメなのです。
その段階で留まってしまっていては、もし、新規事業の立案や実行といった、やりがいのある仕事が自分に回ってきたときに、持っている力を存分に発揮することは困難でしょう。
そんなチャンスに百パーセントの力を発揮するためには、ふだんのトレーニングが欠かせません。
(あとがき)
とにかくもっとも大事なことは、毎日少しずつでいいから、続けることです。
誰も、最初から1万時間の練習量をもって生まれた人などいません。
だからこそ、続けられる仕組みが必要で、そこで考える続ける仕組みを身近に持った人だけが、まずは1000時間、
そして、長年の間に1万時間を超え、エキスパートと言われるレベルにまで到達することができます。
- 感想投稿日 : 2009年12月13日
- 読了日 : 2009年11月23日
- 本棚登録日 : 2009年11月23日
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