愛は束縛 (新潮文庫)についてのNamiさんのレビュー
なくても生きてはいけるが、ないとやっぱり味気ない。
本
/ 新潮社
/ 253ページ
/ 1994年10月発売
レビュー by Namiさん
サガン
読み終わった
登録日: 2012年01月21日
2012-01-21T15:03:32+09:00
私はパリには一度も足を運んだことはないが、サガンの小説を読むとパリの匂いや景色や街並みが頭の中にイメージとして浮かび上がってくる。
想像の中のパリは自由で、愛に溢れている街だ。
しかし、愛というものはこんなにも切なく残酷で孤独なものなのだろうか。
愛しているのに傷つけてしまいすれ違い、永遠に離れ離れになってしまう、失くしてしまった後になってあれこそが愛だったのだと気付く。
生きていればきっとそんな経験は一度はあるのではないだろうか?
読み終わった後に、過去に好きだった人を思い出し、懐かしみ、そして今傍にいる人を愛しく思えたらいい。
レビュー登録日 : 2012年01月21日