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濫読してます。出張が多く移動時間が長いので、心に引っかかる本を手当たり次第読んでます。司馬遼太郎モノからデュラララまで何でもアリです。
レビュー by コドモオヤジさん
未来が見えない…携帯やインターネット、ロボット開発など科学技術の革新は日々進んでいるのに、我々はその先にある未来のあり方を捉えている訳ではない。(鈴木力さんのあとがきを参考にさせてもらっています)そんな私達にひとつの道を示す小説です。
民間企業が、月面開発して第六大陸という施設を作る途方もない目標に向かう話です。主人公たちが、経済、政治、宗教、国家などあらゆる困難を乗り越えていく過程に強く惹かれます。
さすが小川一水さんだけあって、綿密な取材による裏付も上手く織り込んでいるので、科学技術小説としても一級品です。かと言って
カチンコチンのハードSFではないところも好感が持てます。
とにかく、人間は目的があってこそパワーを発揮する生き物だと痛感。何の目標も示せない今の政治家や官僚に文句を言うばかりではなく、自分で目標を作って努力しようと!という気持ちにさせられる作品でした。
レビュー登録日 : 2011年04月11日
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