手に入れることのできない愛や欲望を追い求め、どこまでが現実なのか境界の危ういところにいる、陰鬱としてどこか歪んだ人たちを描いた短編集。
表題作をはじめ、読んでいる最中も後味も、すっきりしない作品が多い。この作者、長編のストレートなメッセージ性の強い作品のほうが受け入れやすい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年12月24日
- 読了日 : 2014年12月24日
- 本棚登録日 : 2014年12月14日
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