余計なことは、まず考えないで、マインドマップを描いてみよう、
この本の一番言いたいことです。
個人的には、マインドマップは、「発想する」ことに重きを置いた、
思考ツールだと思ったのですが、そのような枠に納めるのは、もったいないほどの、
「生活ツール」だと、この本を読んで、感じました。
自分が知らなかったことを知るというより、知らないことが、どういうことかを、
はっきりさせることができる、これも、マインドマップの一つの長所です。
箇条書きに書かれたものや、論理的な文章は、書く人や、読む人にとって、
ある一定の負担が生じます。その分、マインドマップは、ルールはありますが、
かなり視覚的、感覚的に、理解できたり、表現することができます。
この著作では、様々な方が実際に描いたマインドマップを載せています。
すごくキレイに整っているものもあれば、煩雑なものもあります。
それら全てひっくるめて、「あり」としている所に、
この著者のマインドマップに対する見方が、垣間見れます。
何かを継続することは大変です。それは、条件として、
① わかりやすいこと
② 効果があること
③ 面白いこと
以上の3条件が、続ける上での必要条件だと思います。
この著者の言う、マインドマップは、この3条件全てそろっています。
今にでも、描きたくなります。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月1日
- 読了日 : 2017年10月1日
- 本棚登録日 : 2017年10月1日
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