SF小説の大傑作と言うことで気になって読んでみたら、文章が難しくて1ページ読むのに2分掛かった。インターネットや電子レンジらしきものをとても難しく仕組みから解説していて、余計に分かりにくくなる感じだった。また、他の星の景色の描写など、何度読んでも全然情景が思い浮かばず、作者本人か、翻訳者自身ももしかしたら分かってないまま描いてないかとすら思った。
しかしそんな苦労をしながら読んでいたのだが、内容はけっこう面白くて、へーっという気分に度々なった。本当にそうだったような気がして、その度に「いやこれ小説だから!」と打ち消すほどであった。冷静に考えると月が落ちて来て地球に引っかかるというのは、本当に成立するのか無理があるような気がするのだが、もしかしたらありなのだろうか。
頭のいい人が、頭のよさを本当に発揮して描いている感じがよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年6月28日
- 読了日 : 2017年6月26日
- 本棚登録日 : 2017年6月26日
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