アメリカ南北戦争に、年齢を偽って従軍した15歳の少年の話。実在の人物らしい。100ページ程度で、一応、児童書、ヤングアダルトという枠組みなのでしょうが、心理描写が真に迫っています。戦闘中、木立の影から相手が今にも撃ってくる、という緊迫、戦闘を経験し、いずれみんな死ぬ、次に死ぬのは自分だ、と思い込む部分などはかなりリアル。自分がもし従軍することになったら・・・・・・などと考えると背筋がぞっとします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2010年12月8日
- 読了日 : 2010年12月7日
- 本棚登録日 : 2010年12月8日
みんなの感想をみる