初出 2016〜17「別冊文藝春秋」
まるでノンフィクションのように社会的なリアリティと重みのある作品。この読後感をどう表現したらいいものか。
2016年のデトロイトで、連続少年殺人犯として逮捕された”サックマン”。その弁護を依頼された弁護士が警察署に面会に行く。
1984年の台北で中学生だったユンは仲間の2人の少年たちと日本の漫画やアメリカの音楽、ブレイクダンスなどに傾倒していたが、一人が継父からの激しい暴力を受けていることに怒り、毒蛇を使って殺そうと計画するのだが、手違いで悲劇が起きる。
2つのストーリーが意外な形で繋がっていく。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2017年6月20日
- 読了日 : 2017年6月21日
- 本棚登録日 : 2017年6月20日
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