有名なおとぎ話の主人公はいつもジャックである。そしてそのジャックたち(ジャック、ジャコット、じゃっく、ジャッキー、ジャクソン、ジェイク)は、おとぎの国のトゥルーハート家の6人の兄弟だ。6人の勇敢な兄弟達は、それぞれ おとぎ工房から冒険の指令を受けて、おとぎ話を終わらせるという任務を果たす。
だがある時、おとぎ工房の出した冒険の旅から 6人兄弟が帰って来なくなってしまう。
末っ子のトムは12歳の誕生日、おとぎ工房からの手紙を受け取る。帰って来ない兄さんたちを探しだし、まだ任務を完了させていない理由をつきとめる。おとぎの国では、いままでと違うことが怒ってしまっている。
トムは勇気をもって おとぎの国の兄さんたちを助け、それぞれの話をハッピーエンドにできるのか。
「シンデレラ」「ジャックと豆の木」「白雪姫」「ラプンツエル」「眠れる森の美女」「カエルの王子様」の物語の王子であるジャックたち。
もしかしたら、この有名な昔話を知らないという子がいたら、まずそれを読んでから この本を読んでほしい。
悪者はまだ生きているので トムの冒険は続く・・・
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外国児童文学
- 感想投稿日 : 2012年4月5日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年4月5日
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