ワシントン海軍軍縮条約とか米騒動とか銀行破たんの不況の真っ只中を突き進み、そして倒産した鈴木商店をおかみの側から見ることで、その後戦争へと突き進む日本の困窮を鈴木商店を通して市民の生活の側から読むことが出来るのかな?と期待して読んだけれど、そういうコンセプトではなかった。でも、珠喜の恋、田川の半生などフィクションの部分が面白かったので楽しく読めた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年9月6日
- 読了日 : 2015年9月6日
- 本棚登録日 : 2015年9月6日
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