物語の展開としても作者の癖からしても予想通りの米国の反撃。手痛い反撃を受け敗北するところまではいつもどおりだったが、パナマ運河という枷がなくなった米国の刺客は一味違った。結果から見れば拠点防衛に成功した日本側の勝利にも見えるが、艦だけでなく優秀な指揮官まで失ってしまうなど損害は明らかに日本側が大きい。戦術でどこまで粘れるのかという点が重要なのだが、火力の差が大きすぎる。その上、さらなる刺客まで用意されている以上勝ち目がないように思えてくる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
仮想戦記
- 感想投稿日 : 2013年2月10日
- 読了日 : 2013年2月8日
- 本棚登録日 : 2013年2月8日
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